1ドル160円突破で正直ピンチかもしれない

日本国は4月5月に
9.8兆円の為替介入（ドル売り円買い）
をしました。
　
これにより1ドル160円超えは
食い止められて
150円代で推移していました。
　
しかしながら、円安が進み
6月26日に160円を超えてしまいました。
　
では、今後さらに
円安が進むとどうなるか？
ということですが
3パターン考えられます。
　
　
1つ目は、まだまだ100兆円の
外貨準備がありますので
それで為替介入が数年続き
そのうちに情勢が変わって
落ち着くパターンです。
　
この場合、大きな
社会的ショックにはならず
今と同じような日々が続くでしょう。

2つ目は、円安進行が早く
毎月のように介入が必要になり
それでは外貨準備が
足りないということで
利上げに踏み切るパターンです。
　
この場合、ジワジワ利上げをすることで
円安は食い止められますが
国の借金の利払いが増えて
国の借金はさらに増えて行きます。
　
この場合、しばらく円安は抑えられますが
低金利だからこそ上がっている
日本の不動産価格は
ドル建てで考えた時に下がることでしょう。
　
　
3つ目は、介入もやめて利上げもしない
円安放置パターンです。
　
この場合、じわじわと円安は
進んでいきますが
本当に価値あるものは
ドル建てで価格維持するでしょう。
　
つまり、需要ある不動産や
強い会社の株価はドル建てで価値を維持して
それ以外は、ドル建てで
価値を減らすことになります。
　
日本円貯金や日本円給料は
目減りしますが
国の借金も減る感じであります。
　
　
そんなわけで、個人の対策としては
どのパターンになっても大丈夫なように
準備しておいた方がいいですね。
　
特に大量の借金をして
不動産を買っている場合
売り時にはくれぐれも
気をつけだほうがいいですね。
　
また、日本円貯金だらけというのも
ずるずる価値を下げるリスクがあるため
外貨や不動産や株に
分散保有した方がいいですね。

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