BRICS(ブラジル、ロシア、インド
チャイナ、サウスアフリカ)会議で
BRICS共通決済システムが
作られることが発表されました。
また、それに加えて
サウジアラビア、イラン、UAE
アルゼンチン、エジプト
エチオピアが加わることも
発表されました。
一方で、共通決済システムはできるけど
ユーロのような共通通貨が出来て
既存通貨がなくなることは
まずないだろうと言われています。
では、どんな形になるのかというと
どうやら、米ドルペッグの
貿易用BRICKS通貨ができて
それを米ドル代わりに使うようです。
米ドルペッグというのは
米ドルと価格連動させるもので
香港ドルやUAEディルハムが
そのシステムをとっています。
また、仮想通貨の
USDTなども、米ドルペッグです。
これまでBRICK加盟国は
貿易をするときに
自国通貨を米ドルに両替して
その米ドルをブラジルに払う
なんて方法を使っていました。
なぜかというと、ブラジルが
人民元やロシアルーブルを
大量にもらっても
中国やロシアでしか使えないからです。
しかし、今後
貿易用BRICKS通貨が登場しますと
その貿易用BRICKS通貨は
全11か国で使えるようになります。
その中には世界一の工場中国と
たくさんの産油国がありますので
買い物にはまず困りません。
そして、現状は
米ドルにするのに手数料がかかって
アメリカに搾取されていたのが
かからなくなるというわけです。
というわけで
貿易用BRICKS通貨が出来ますと
アメリカの儲けは減りますが
米ドルが暴落することはないでしょう。
使用量が減ることで
多少は価値が下がるかもしれませんが
貿易用BRICKS通貨もドルペッグにしたら
むしろBRICKS側も
価値の低下を望みません。
ですので
貿易用BRICKS通貨登場による
米ドルおよび日本円やユーロの凋落を
心配する必要はなさそうですね。
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