目指していたカジノ誘致計画ですが
ついに国が、その計画を
正式に認定しました。
横浜では、地元政治家や
ハマのドンこと藤木氏が反対して
話が立ち消えになりましたが
大阪では、順調に進んでいき
晴れてスタート出来ることとなりました。
このカジノについては
賛否両論ありまして
横浜では「カジノ依存症になる」とか
「反社会勢力が増える」という
声が高まり中止となりました。
一方、大阪では
「観光客が増える」とか
「新しい雇用が生まれる」という声で
受け入れられました。
サラリーマン気質の人が多く
リスクを避けたがる横浜と
商売人気質の人が多く
儲かることならやりたい大阪の
価値観の差を感じます。
では、一歩どころか百歩先ゆく
160年の歴史あるカジノ都市マカオは
メリットデメリットを
どのように管理
しているのでしょうか？
私の元妻はマカオ人で
ベネチアン、ギャラクシー、MGMの
マーケティング部門を
渡り歩いてきまして
その影響で、私も結構
実情に詳しいので解説いたします。
また、私の娘はマカオ育ちで
義理の兄はマカオ公務員のため
周辺事情も解説します。
まず、カジノ依存症ですが
これは間違いなく
気をつけた方がいいです。
私に対して、昔から何も言わない
マカオの娘のママですが
唯一のお願いが
「カジノには行かないで」です。
カジノの催眠誘導は
本当に神がかっているレベルで
人間では対応不能レベルのようです。
全てのカジノユーザーは
手のひらで転がされていると
考える方がいいでしょう。
ちなみに160年も
カジノの歴史があるマカオでは
「カジノは観光客向けで
マカオ人はいっちゃダメ。
損するだけです。」と
学校で繰り返し教えられています。
マカオの公務員も
基本的にカジノ立ち入り禁止で
年に3日だけしかカジノに入れません。
一方、メリットですが
これは絶大であります。
マカオは全世界の独立した
会計制度を持つ国や地域で
一番豊かであり
国の借金はGDP比ほぼゼロです。
平均年収は、おおよそ
日本の3倍になっていて
公務員でも年収1200万円くらいで
有給休暇や視察旅行も多いです。
所得税の最高税率は10%ですが
ほとんどの人は0-数%で
逆にマカオ政府から給付金が
毎年20万円くらい貰えます。
また、各種補助金だらけで
語学学校やピアノ学校や水泳教室にも
大人も子供も
ほとんど無料でいけます。
個人経営の店が
台風被害やコロナ被害を
受けた場合の補助金も
山ほど貰えます。
給料がいいので
学校の先生やシェフが
世界から集まってきて
教育レベルやグルメレベルも
かなり高くなりました。
生徒の平均スコアも
近年は香港シンガポールに
追いついてきて
世界トップレベルです。
先日3年ぶりにマカオに行きましたが
多くのアジアの都市が
コロナでボロボロになっていた一方
マカオは様々な場所が
リノベーションされて
綺麗に進化していました。
財政が潤っているため
警察や警備員、監視カメラだらけで
治安は世界最高レベルにいいです。
というわけで
マカオを知る私の意見としては
カジノ誘致した大阪は大正解で
保守的な横浜は失敗だったと思います。
ギャンブル依存症を防ぐには
教育と入場規制すればよく
反社は取り締まればいいだけで
カジノで財政が潤えば
出来ることですね。
大阪のカジノオープン予定は
2029年ということで
まだまだ先となっておりますが
大阪が潤うことは
期待していいと思います。
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