世界一の富豪になったLVMH会長の成功理由とは？

LVMHの会長と家族の資産が
イーロンマスクを超えて
世界一になったと報じられました。
　
保有資産は2110億ドル
日本円にして28兆円とのことです。
　
　
このLVMH、知らない人のために
少し解説いたしますと
ルイヴィトンとモエヘネシーの
頭文字を取った会社名です。
　
ルイヴィトンは洋服
モエはシャンパン
ヘネシーはコニャックの
トップブランドであります。
　
この他、現在は傘下に
Dior、GIVENCHY、FENDI、LOEWE
CERINE、PUCCI、KENZO
TAG HEUER、Chaumet
BVLGARI、Tiffanyなどがあります。
　
デパートや空港で見かける
ハイブランドの実に半分くらいが
LVMHグループであります。　
　
　
では、なぜ、このLVMHグループが
ぐんぐんと売上を
伸ばしているのかというと
やはりSNSの影響が強いと
考えられます。
　
SNSができる前というのは
ルイヴィトンではなく
古着を着ていても
若手デザイナーブランドを着ていても
上手く着こなしていれば
どれもオシャレとされていました。
　
また、ファッション専門家が
このデザイナーが凄いとか
このアイテムがいいなんていうと
そうなのかと思う人も多々いました。
　
　
しかし、SNS時代になりますと
全てに、いいねという形で
点数がつくようになり
ルイヴィトン120点、古着50点
若手デザイナーズ70点みたいに
点数が可視化されるようになったのです。
　
その結果、より多くの人が認める
ルイヴィトンが最強で
古着はダサいと考える人が
増えてしまったのです。
　
そして、ルイヴィトンを着た方が
多くの人から凄いと思われて
SNS上いいねも増えるため
ルイヴィトンを買う人が
増えたというわけです。
　
　
というわけで、SNS時代は
トップブランドが最強であり
今なおぐんぐんと
人気を伸ばしています。
　
洋服はルイヴィトン
時計はロレックス
シャンパンはドンペリ
宿泊はリッツカールトンにすると
いいねがたくさんつくので
そういうベタなハイブランドは
これからも売上が伸びるでしょう。
　
ベタなハイブランドを着る人が
増えすぎたら
SNSユーザーの価値観も
変わっていくかもしれませんが
まだまだそうなるのは先でしょうね。

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