日銀の為替介入や
米国の利上げ幅縮小発表
日銀総裁の長期金利上限引き上げ発表
等により131円程度まで戻しました。
金利の幅は広がる一方と
見られていた時に
円が売られまくったのに対し
米日双方から
それを是正しようという動きがあって
逆に戻して行ったわけです。
また、来年3月の日銀交代まで
揺るぎない緩和継続と見られた日銀が
態度を少し変えたため
サプライズ円高となったわけです。
さて、このドル円については
今後円高に向かうのか
ということなのですが
さらなる材料が出ない限り
また円安に向かうと思われます。
なぜかというと
日米からペースを落とそうという
内容のアナウンスがあったのと
日銀がわずかに態度を変えただけで
根本的な円安理由は
たいして変わっていないからです。
借金まみれの日本は
金利を上げると
自分の金利を税金で払いきれなるため
利上げをしにくい状態は続いていて
まだまだ日米金利差は広がるからです。
大増税で借金体質を改善して
毎年増え続ける借金を
横ばいか減少にする目処が立たない限り
売られてしまうのです。
というわけで
「円安はもう大丈夫そうだ。
めでたしめでたし」と考えるのではなく
まだまだ警戒しておくことを
お勧めします。
現状のままだと
また円安に向かう可能性が高く
今後国民負担率が
現在の50%から60%位になる流れが
具体的にならない限り
円高傾向が続くと思います。
すでに、続々と
増税が発表されておりますが
ちょっとまだ弱いため
流れが変わるとしたら
やはり来年3月の日銀総裁交代以降に
なりそうですね。
ただ、またサプライズ発表が続く場合
そのまま円高に進む可能性もあります。
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