社会保障費が
日本の財政を圧迫していることは
あなたも既にご存知のことと思います。
高齢者の増加や
医療介護コスト増加に伴い
社会保障費は右肩上がりで伸びており
常に赤字状態となっているのです。
そんな中、日本は円安が進むように
なってしまいまして
これを立て直すには
国家財政を赤字から黒字に転換して
落ちゆくイメージから
再生するイメージに切り替える
必要性が出てきました。
そこで、財務省を中心に
増税や社会保障削減の計画が
着実に進められています。
例えば、今月は
介護保険の自己負担割合が
所得に応じて引き上げられまして
約2割の人が10%から20%へ
増加となっています。
そして、これくらいなら
まだいいものですが
今後はマイナンバーカードと銀行口座と
健康保険証との紐付けにより
資産に応じて自己負担額が
引き上げられると言われています。
遊んで生きてきて貯金ゼロの人は
今と同じく格安で医療を受けられる一方
働いて節約して生きてきて
老後資金2000万円貯めた人は
そのお金で自己負担してくださいと
なってくるわけです。
今の所得にだけではなく
これまでの貯蓄に合わせて
負担額を変えるということで
所得税的から
財産課税的になっていくのです。
そんなわけで、今のところの情報では
弱者切り捨てにはならなさそうで
貯金ゼロの人にはありがたい流れですが
真面目に働いて貯めた人は
その意味がなかったと
なりそうな話ですね。
今も、ハードワークの低賃金労働者より
のんびり暮らせる生活保護者が
勝ち組だったりするわけですが
貯金してきた人もバカを見ることに
なって行きそうであります。
みんな平等に医療や福祉を
受けられるべき社会においては
あまり働かないで
楽しく遊んで生きていた方が得
ということになる流れですね。
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