無くなりまして
3日間の健康観察機関となりました。
レストランには行けませんが
スーパーや公共交通機関
職場などには行けます。
対象者は、全香港居民（ビザ所有者）と
ワクチン完全接種済みの旅行者で
ワクチン未接種の旅行者は
まだ入ることができません。
さて、そんな香港といえば
中国になってしまったかの
イメージなのですが
政治体制は中国になっても
建物や企業はまだまだ
イギリス系が多い場所です。
そして、その香港を
香港設立時から牛耳ってきたのは
ジャーディンマセソン商会です。
ジャーディンマセソン商会は
中国にアヘンを売っていた集団でして
中国がアヘンを規制しようとしたら
イギリス議会にロビー活動をして
イギリス軍を派遣して
アヘン戦争を引き起こしたほどです。
そして、アヘン戦争で勝ったので
香港を割譲して
そこの実質的な支配者になりました。
HSBC香港上海銀行も
このグループがアヘンで儲けた金を
送金するために作ったもので
今や世界一の銀行になっています。
このほか香港においては
セブンイレブンも、イケアも、スタバも
ケンタッキーも、ピザハットも
全部ジャーディングループです。
香港最大のスーパーウェルカムも
最大のドラッグストアマニングスも
マンダリンオリエンタルホテルも
ジャーディングループです。
ジャーディンマセソン商会は
日本の横浜にも支店を開設し
そこの支店長吉田健三の孫
吉田茂がのちに首相になっています。
さらに、吉田茂の孫の
麻生太郎も首相になっていて
今なお政界で活躍しています。
また、ジャーディンマセソン商会の
元社員グラバーが、長崎に
ジャーディンマセソン商会関連会社の
グラバー商会を開設しまして
薩摩長州への武器供給や
伊藤博文や井上薫の留学支援を
行っております。
坂本龍馬を動かし
薩長同盟を成立させたのも
グラバー商会といわれています。
実は日本においても
ジャーディングループは
多大な影響力を持ってきたのです。
そんなわけで
ジャーディングループの影響は
今なお東アジアで続いていまして
富がヨーロッパに流れるシステムは
変わっていないなと思います。
表向きは、東アジアの国々は
独立国となっているわけですが
実際には、政治を現地人に
やらせているだけで
実質的な権力を握っているのは
ヨーロッパ人というわけですね。
ですので、ヨーロッパの暮らしというのは
豊かでありますし
東南アジアで支配者階級の
ヨーロッパ人が住む
香港サウスや、香港ピークは
豊かなのであります。
また、彼らに協力する
アジア人は役職や褒美をもらえて
豊かに暮らせており
その他アジア人は
まだまだ奴隷状態というわけです。
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