「コロナパンデミックは終わった」と
述べたことを
数多くのメディアが報じました。
また、これに先駆け9月14日には
WHOのテドロス事務局長も
「終わりが視野に入ってきた」と
述べています。
さて、このように聞くと
感染者数の推移的に終わりという
イメージなのですが
よくよく考えるとそうでないことが
わかります。
なぜかというと、これまでにも
感染者数が減ったタイミングというのは
多々あったわけですが
その時にはこんな話は
なかったからであります。
つまり、今回の終了宣言というのは
政治的に「もう終わりにしましょう」と
世界的に決まったからこその
発言だと考えられるのです。
振り返ってみますと
2020年3月下旬から
世界各国が足並みを揃えて
国境を閉じ出したわけで
これは世界的な政策決定の
影響が考えられます。
そして、今月末から来月にかけ
最後まで出入国規制を
厳しくしていた
中国や日本が解除することで
パンデミック終了ということが
決まったのだと思われます。
日本政府はすでに
10月に全ての入国制限を
解除する方針を発表していますし
中国はまだ発表していないものの
フライト数は来月から
増えることが発表されています。
香港日本便も
この2年間フライト数が少なかったのが
来月からは
東京大阪からの直行便だけではなく
札幌名古屋那覇からの直行便も
復活するほどであります。
上海からホーチミンシティ
マニラ、ニューデリーの直行便も
来月から復活です。
というわけで
めでたしめでたしと思いたいところ
なのですが
おそらくそうはいかないでしょう。
まだまだ、持続可能な社会の構築と
グレートリセットという
世界の2大目標は実現しておらず
その道の半ばですので
新たな大イベントが
これから始まっていくはずです。
世界では異常気象により
今後の食料危機が予想されていますし
サル痘も着実に広がっていますので
まだまだあると思っておいた方が
驚かなくていいですね。
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