戻ってきてから
しばらく渋谷に滞在していました。
最近東京にいると
銀座周辺に滞在することが
多いのですが
久々に渋谷のセルリアンタワー東急に
泊まってみたのです。
そして、私は散歩が日課なので
周辺を歩くのですが
とにかく街が汚くて
驚きましたしガッカリしました。
旧山手通りから代官山へ
行くほうは綺麗なのですが
渋谷駅周辺は汚すぎます。
ラブホテル街なんて
古くて汚すぎて
ロマンティックさがゼロです。
高級住宅街といわれる
松濤や神山町の方に歩いても
グラフィティアートという名の
落書きがたくさんあります。
また、駅にも入ってみましたが
工事中でビニールシートだらけで
タイやミャンマー、バングラデッシュ
みたいだと思いました。
街を歩く人も、だらしない人とか
暗い人とか、イライラしている人が多く
あまりいい雰囲気ではありません。
そして、私は、この街に住んでいなくて
良かったなと思いました。
こんなところ住んでいたら
精神が病んでしまうと思いましたし
実際、数日の滞在でも
気持ちの変化を感じました。
実は私は、2011年に香港に引っ越す前
渋谷から徒歩圏の代々木八幡に
住んでおりまして
最寄りの街は渋谷だったのです。
さらに、学生時代から
一番よくいく街は渋谷であり
渋谷のレコード屋やクラブの世界に憧れ
そこで遊び、そこで恋愛し、そこで商売し
ずっと渋谷だったのです。
なんなら、渋谷が日本で一番好きな街で
だからこそ、そこに通い
そこに住んできたのです。
それくらい渋谷を愛してきたからこそ
この街の凋落ぶりに
ガッカリし悲しく思うわけです。
というわけで、今日の話は
愚痴みたいになってしまいましたが
街というものは変化して行くものなので
願わくば、その時代時代の
輝く街に住んだ方がいいですね。
また、ずっと住み続けていると
気づきにくいので、もっと街見学をして
よりよい場所を探したほうがいいですね。
その昔、デヴィ夫人が
1970年代は輝くパリに暮らし
1980年代は輝くニューヨークに
暮らしていたと話していましたが
そんな生き方が理想だと思います。
私は、渋谷のあと
香港セントラル、香港レパルスベイ
ドバイ、イタリアコモと
移り住んできましたが
そのようにしてきて良かったと思います。
ちなみに、渋谷の街は
今後、外国人に日本を開放することで
何でもありな、カオスな街として
面白くなっていくと思います。
いわゆるアキラの世界観のように
荒廃とハイテクが共存し
冨から犯罪まで集まる
メトロポリスとなっていくことでしょう。
ただ、私はもう若くはないので
そういう場所ではなく
もっと環境が良く
品のいい人が集まる場所に
住みたいものですね。
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