ロイターのニュースで
中国恒大集団の本社に
「投資した金を返せ」と
多数の投資家が押し寄せていると
報じられました。
中国恒大集団というのは
深?に本社を置く
大手不動産開発会社で
現在3000億ドル（約33兆円）以上の
負債を抱えていると言われています。
また、中国恒大集団の株価や
ドル建て社債は暴落を続けており
株価は1年で約80％ダウン
社債も半年で約70％ダウンしています。
一方、創業者の許家印は
近年まで中国3位の富豪と言われ
2019年3月時点で362億ドル（約4兆円）
を保有しています。
では、この取り付け騒ぎが
もっと広がり、さらに多くの投資家が
中国恒大集団に押し寄せて
株や債券が売られまくると
どうなってしまうのかというと
リーマンショックのようなことが
起こる可能性が高くなります。
中国恒大集団は
負債総額約64兆円だった
リーマンブラザーズと同様に
あまりに大きいため
社会に大きな影響を与えるのです。
リーマンショックの時には
NYダウや日経平均が
約半額になってしまいましたが
今回もそのようなことが起こりえます。
日経平均株価は30795円になり
バブル後の最高値更新なんて
ニュースが最近報じられましたが
それが16000円くらいになってしまう
可能性は十分にあります。
また、リーマンショックの時には
株だけではなく、ゴールドなど
他の投資案件も売られましたので
今回も仮想通貨などを含めて
全て売られることでしょう。
というわけで
リーマンショックの時に何が起きたか
今一度調べることをお勧めします。
また、今、株や仮想通貨で
含み益があるのであれば
一旦利確を考えてみるのも
いいのではないかと思います。
株もそれ以外の投資案件も
右肩上がりで上がることはなく
上がったり下がったりするものですので
儲かっている時こそ
撤退時期を考えたほうがいいですね。
なお、リーマンショックの時は
株もゴールドもぐっと下がったものの
ゴールドはすぐに回復して
さらに高値を更新していったので
今回も利確して出来た現金は
ゴールドに回すといいかもしれません。
★リーマンショックとコロナショック時の
株とゴールドのチャート
http://5hk.jp/charts.html
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