ディズニー映画ムーランは中国の戦略? | 世界を旅する年収1億円ブロガー 川島塾代表 川島和正オフィシャルブログ Powered by Ameba

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ディズニーと言えば
ミッキーマウスとシンデレラ
と言うのは昔の話で
今はムーランです。

ディズニーが今年一番
プロモーションしているのは
ムーランで
世界中で大規模に宣伝されています。


さて、このムーランなのですが
ディズニーと聞かなければ
ディズニーとわかりません。

何も知らない人が
映画だけ見たら
中国映画と思うことでしょう。

なぜかと言うとアニメではなく実写で
舞台は中国で、出てくる人も
アジア人ばかりだからです。

また、ストーリーが
おとぎ話的ではなく
実話っぽい内容だからです。


なぜ、こんなことに
なっているのかと言うと
中国当局が台本を検閲したり
中国の映画審査委員会が
アドバイスしているからです。

つまり、ディズニーのスタッフが作って
ディズニーが配給しているだけで
もはや中国映画みたいな感じなのです。

それから、この20年で
カリフォルニアには中国人が増え続け
ディズニーにも中国人スタッフが
たくさんいるからです。


というわけで、ディズニーを使って
イメージアップをする
中国はさすがだなと言う感じなのですが
計算外のことがいくつかありました。

それは主演女優が
香港デモ隊支持の発言をしたことと
ウイグルで撮影して
人権問題に意識が向かったことです。

ただ、それにしても
そんなことを知っているのは一部の人で
世界中の人への中国イメージは
アップしますので
トータルでは作戦成功ですね。


ちなみに、世界的には
中国だけではなく
東アジア人のイメージがアップしますので
日本人と韓国人も恩恵を受けます。

私は、海外に住む東アジア人として
2019年の韓国BTSに引き続き
ムーランが出てきて
良かったなと思っています。

中国がネガティブなことをしたときは
中国人だけがイメージが落ちる一方
中国人や韓国人が芸能の世界で
活躍した時には日本人も
イメージアップしてラッキーであります。



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