ゴールドはこのまま暴落するのか? | 世界を旅する年収1億円ブロガー 川島塾代表 川島和正オフィシャルブログ Powered by Ameba

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8月に一時7500円をつけた
ゴールドですが
その後じわじわ下がり
7000円を割ってしまいました。


世界的にコロナが落ち着いて
経済が復興してきたからか
有事の金は売られているようです。



さて、この後ゴールドは
ずるずる下がってしまうのか
ということなのですが
それは意見が分かれるところです。


そもそもゴールドの値段が
ドルに対してあがるというのは
1971年に金本位制が終了し
ドルがじゃぶじゃぶ刷られるように
なったからというのがあります。


ドルが刷られれば刷られるほど
ドルの価値はさがるので
ドル建てで金の値段が上がるのです。



しかし、1971年と今を比べると
ドルは増えたとはいえ
ゴールドの値段の方が
もっと割高になっています。


今7000円くらいになっていますが
5000円でもいいくらいの状況です。



では、5000円が適正なのかというと
物事はそんなに単純ではなく
将来の期待値によっても
変わってきます。


株と同じで
将来、ドルや円、ユーロの価値が
もっと下がると思う人が多ければ
現在のゴールドは5000円より
高く評価されるわけです。



実際のところ
現在は世界中で行動規制が敷かれており
経済が停滞しております。


いい方向に向かっているとはいえ
まだまだ本調子とはほど遠く
これから倒産する企業も増えたら
むしろ悪化するわけです。


これは、第一次世界大戦や
第二次世界大戦と似ているのですが
第二次世界大戦後
米ドルやポンドは半分の価値に
日本円やドイツマルクは
100分の1の価値になってしまいました。


戦勝国通貨も戦敗国通貨も
戦費調達などのため
発行しすぎたため
どちらも価値を下げてしまったのです。



というわけで、ゴールドの値段は
コロナによる世界経済の停滞状況と
国家がお金を刷って配る状況によって
変わってくることになりますが
今の感じだと、まだまだ続きそうなので
まだまだゴールドは上がりそうです。


日本も来年3月までは
金融緩和し続けると言っていますし
他国もそういう国がたくさんありますので
年末くらいまでは
そんなに下がることは無さそうで
むしろ少し上がるのではないでしょうか。


ただ、どんな投資案件も
上がり続けることはめったになく
ゴールドの価格推移の歴史を見ても
時々大暴落していますので
くれぐれも気を付けたほうがいいですね。




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