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世界のどこの都市に行っても
日本の小さな地方都市に行っても
銀行の建物はその街の中心地にあり
その街で最高レベルに立派です。
ここで、なぜ立派なのかということなのですが
それは他の商売以上に怪しいことをしているため
立派にしておかないと信用されないからです。
怪しいことをしているからこそ
立派な雰囲気にして
人々が信じて疑わないようにしているのです。
では、具体的には
どんな怪しいことをしているのかというと
銀行を信用しなさいと言って
人のお金を堂々と預かっているのです。
個人やボロイ店が、私を信用しなさいと言っても
誰も信用しないですし預けないわけですが
銀行は立派だからこそ、人々はお金を預けるのです。
また、銀行は、銀行にないお金まで
堂々と貸し出して利息までとっているのです。
個人やボロイ店がそんなことやったら
詐欺だと叩かれるわけですが
銀行は立派なので文句を言われないわけです。
というわけで
銀行は怪しいことをしているからこそ
それでも信用してもらうために
立派である必要があるというわけです。
立派な建物だと全て正しく真っ当であると
思ってしまいがちですが
実はぜんぜん逆のことも多いので
これを知ると世の中の理解が深まりますね。
ちなみに、立派な自社ビルを構える大企業も
中小企業以上に怪しいことをしていたりしますし
立派なパッケージの食品も
添加物満載だったりしますので
見た目に騙されないよう気をつけた方がいいですね。
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