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最近、ネットで話題になっていた
東京カレンダーの連載「東京女子図鑑」が
先日ついに最終回になりました。
この連載は、秋田から上京したての23歳OLの綾が、
28歳、31歳、34歳、37歳、40歳と歳を重ねるにつれ
住む場所や行く店や価値観を変えていくストーリーです。
年齢ごとに全6話のストーリーになっていて
綾は、23歳では三軒茶屋、28歳では恵比寿、31歳では銀座
34歳では豊洲、37歳では代々木上原
そして40歳は、、、という流れです。
田舎娘が、東京に染まっていき、仕事と恋愛を頑張り
キラキラとした経験をし、理想は高いものの妥協して結婚し、
その後別居し離婚し、、、とストーリーは進んでいきます。
40歳になった綾は、そこで何を思ったのかというと
「気づけば、40歳。若さを失ったとき、私たちに何が残るのでしょう？」
「奇跡なんて起こらないし、奇跡を信じれるほど幼稚でもない」
「そのとき、東京は色を失い、私のドラマは、THE ENDを迎えます」
というようなことだったようです。
夢と希望にあふれた20代、
多少妥協はしたものの多くを手に入れた30代、
そして、その先にあったものは、、、という感じです。
こんなストーリーを見ると、多くの人は
「やはり40過ぎると女性はつらいですね」と思うはずです。
私も以前はそう思っていました。
しかし、今の私は、そうは思っていません。
40過ぎて独身でも子供がいなくても金持ちじゃなくても
キラキラ輝いていて、人生を楽しんでいる人は、
たくさんいるとわかったからです。
40過ぎたからTHE ENDと思ってしまったらそれまでですが
そう思わなければ、出来ることはたくさんあるのです。
また「理想の人生＝経済的に豊かで温かい家庭」なんて
自分で決めつけなければ、
理想の人生なんていくらでもあるのです。
趣味に没頭する人生だって、気ままに飲み歩く人生だって
仕事に打ち込む人生だって、日々読書する人生だって、どれも素晴らしく、
それらを理想の人生と考えている人だっていっぱいいるのです。
というわけで、もしあなたも
「理想の人生とは○○である」と決めつけてしまっていた場合には
理想の人生は一通りではないと思うことをお勧めします。
そして、出来る範囲で、手の届く範囲で、
自分の理想に近い生活を目指すといいのではないかと思います。
私の場合、今の生活を謳歌している反面
「もし全部失っても生活保護もらって
気ままに沖縄で田舎ライフしたら楽しそうだ」なんて思うわけですが、
そういう風に考えるからこそ、気持ちに余裕を持てるというものですね。
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