なぜ銀行の建物は立派なのか? | 世界を旅する年収1億円ブロガー 川島塾代表 川島和正オフィシャルブログ Powered by Ameba

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世界のどこの都市に行っても、日本の小さな地方都市に行っても、
銀行の建物はその街の中心地にあり、
その街で最高レベルに立派です。


ここで、なぜ立派なのかということなのですが、
それは他の商売以上に怪しいことをしているからです。


怪しいことをしているからこそ、立派な雰囲気にして、
人々が信じて疑わないようにしているのです。



では、具体的にどんな怪しいことをしているのかというと、
人のお金を堂々と預かっているのです。


個人やボロイ店が「俺に金を預けてくれ」と言ったら、
だいぶ怪しい感じになるところ、
銀行は立派だからこそ、人々は怪しいと感じないのです。


また、銀行はどこからともなく湧いてきたお金を
世の中に流通させたり、貸したお金が戻ってこなくても
滅多に潰れることはなく営業を続けています。


これまた、個人や小さい店がこんなことをしていたら怪しいのですが、
銀行は立派だからこそ、怪しいと思う人は少ないのです。



というわけで、銀行が立派なのには訳があり、
銀行以外でも立派なものには訳があったりするものですので、
たまにはそういった視点で世の中を観察してみることをお勧めします。


立派なイメージの組織は、全て正しく真っ当であると
思ってしまいがちですが、実はぜんぜん逆のことも多いので、
このことを意識すると、世の中についての理解が深まりますね。


ちなみに、立派な自社ビルを構える大企業も、
怪しい中小企業以上に怪しいことをしていたり、
超低賃金で従業員や下請けをこき使っていたりするものですので
どこかに就職を考えるときは注意することをお勧めします。




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