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日本には「出る杭は打たれる」ということわざがあり、
目立っている人や良い結果を出している人が、
足を引っ張られるという文化があります。
日本においては、何かの分野で活躍しても、
言われのない誹謗中傷を受けたり、
最終的に袋叩きにされたりするのはよくあることなのです。
また、世論は、活躍した人ではなく、
足を引っ張る人の側につくことが多いわけです。
この、出る杭を打つ文化はデメリットとして
取り上げられることが多いのですが、メリットもあります。
出る杭を打つメリットは何かというと、
優秀な人が自分のためではなく、
共同体のために活動するようになるということです。
なぜ優秀な人が自分のためではなく共同体のために
活動するようになるのかというと、
そのようにしたほうが批判されることなく安心して暮らせるからです。
共同体のために活動すると、個人のために活動するより
収入は減るかもしれませんが、
隣人から批判されず仲良く気分よく暮らせるわけです。
そして、そういう文化があるために
アメリカなどでは年収1億円もらえるような人が、
日本では年収1000万円で共同体のために働いているわけです。
その結果、日本からは低価格で高品質な製品を
世界に送り出すことが出来ているのです。
また、その恩恵を受けて、
多くの日本国民が豊かに暮らせているというわけです。
というわけで、出る杭を打つ文化は結構上手く機能しているので、
これはこれでいいのではないかと思います。
出る杭を打つ文化は、他の人より圧倒的に優れた結果を出せる
一部の人にとっては不都合な文化なのですが、
大多数の人にとってはメリットの方が大きいですね。
日本においては、高学歴で優秀な人たちの多くが、
個人的な金儲けに走らず、巨大組織に属して、
それほど高くない賃金で働いているからこそ、
日本は豊かなんだとつくづく思います。
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