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何かビジネスをスタートする場合、
主に１人でやるパターンと、
何人かでやるパターンがあります。
ここで、何人かでやるパターンのことを
通称ＪＶと言います。
ジョイントベンチャーの略です。
このＪＶは、成功事例が多いため、
ビジネスセミナーなどでも、よく紹介されています。
例えば、大手スーパーと、大手食品メーカーが
ＪＶで新規商品開発すると、
お互いにメリットがあって、お互いに利益を増やせるわけです。
そのため、この話を聞いて、
ＪＶをしようとする人が多いのですが
ここで気をつけるべきことが一つあります。
それは、一体何かというと、
あまり実績のない素人とＪＶしても、
失敗する確率が高いということです。
なぜ、実績のない素人とＪＶするのは
失敗する確率が高いのかというと、
相手は素人なので、そもそもやり方をわかっていないことが多いからです。
実績のない素人の場合、机上の空論を述べることはできても、
思い通りに行くとは限りません。
経験がない人ほど「やるべきこと」を全て把握できず、
なにか抜けてしまうことが多いものです。
また、そもそも実績がないのにＪＶしたがる人は
他力本願の人が多いからです。
主体的に物事に取り組む人は、
どちらかというと、まず自分でやってみるものなので、
それを避ける時点で、他力本願なのです。
そんな他力本願の人とＪＶしても、
仕事はやらないのに文句ばっかりで
利益だけはしっかり欲しがるということにつながります。
他力本願の人は、一緒に働くと考えるのではなく、
いかに相手に働いてもらうかを考えているからです。
そのため、セミナーなどで知り合った人にＪＶを頼まれて、
話した感じでは「いいかな！」と思っても、
安易に引き受けないようにすることをオススメします。
ビジネスのプロ同士が組まない限り、
ＪＶはなかなか上手くいかないものです。
私の仲良い起業家たちも、
素人や異業種の人とのＪＶで
大失敗してきた人がたくさんいます。
ちなみに、私も異業種の人との
ＪＶで大失敗したことがあります。
ＪＶしたものの、ＪＶ相手はほとんど何もせず意見を言うだけで、
さらに私が圧倒的に時間と手間をかけて準備しても
それについて文句ばかり言ってました。
結局、私は、相手の文句についていけなくなったので、
それまでに投資した１００万円近いお金は私が負担するということで
中止を切り出して終了させた次第です。
今振り返ると、ＪＶ相手は、
川島のケツを叩いて川島を働かせて、
利益をいただくことが目的だったんだと思います、、、
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