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次長課長の河本さんの生活保護受給問題が
日本のニュースをにぎわせています。
芸能ニュースとしてだけではなく、
政治ニュースにもなっているところから、
ただ事ではない様子が伝わってきます。
この生活保護受給問題については、
賛否両論あるようです。
１つは、世帯が違うのだから扶養義務はなく、
法的には問題なかったという意見。
もう１つは、世帯が違うとはいえ、
家族なんだから面倒をみないのはおかしいという意見です。
そして、どちらかといえば、
「家族として面倒を見るべきだ！」という意見のほうが
多くの人に支持されているようです。
これを見て思ったのは、
今後は、個人主義から家族主義が推進されそうだ
ということです。
アジアの多くの国は家族主義なのですが、
ここ数十年の日本は個人主義になっていました。
何をやっても自己責任という個人主義で、
親戚の誰かが借金をしても、親戚の誰かが失業しても、
親戚は無視していて大丈夫だったわけです。
しかし、今回の報道や国民意見を見る限り、
今後は、日本全体として、
家族主義が推進されるのではないかと思いました。
家族主義が支持されるようになったほうが、
お金に困っている人を国の制度で養いきれなくなっても、
親戚の誰かが助ける流れになるからです。
路頭に迷った人が出ても、
親戚の誰かが助ければ、犯罪率は増えませんし、
社会は不安定になりません。
そのため、今回の件は賛否両論あると思いますが、
日本の偉い人達が、日本の将来をいろいろ考えた結果、
このようになっているんだなと思いました。
親戚が生活保護のお金持ちなんて
世の中にたくさんいる中で、
槍玉にあげられた河本さんは大変お気の毒ですが、
日本社会全体にとっては悪くない流れだと思いました。
ちなみに、家族主義になってくると、
金持ちの親戚がいる人をターゲットにした
ビジネスが流行ると思います。
賢い金持ちを相手にするより、
賢い金持ちの親戚の、借金をしてでもガンガン大金を使う人を
相手にしたほうがよほど楽に儲かるからです。
金持ちの奥さんを狙う、宝石屋さんと同じですね。
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