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東京の老舗クラブ、エーライフが摘発され
風営法違反の容疑でエーライフ社長が逮捕されました。
そして、このニュースは多くのメディアで報道され、
その多くは、エーライフ社長＝犯罪者＝悪い人
というイメージを大衆に与えるものでした。
また、クラブ＝違法な店＝いかがわしい場所
というイメージを大衆に与えるものでした。
で、これについて、どう思うかは個人の自由でいいと思いますが、
私は個人的に「なんと恥ずかしいことをする国だ！」と思いました。
なぜかというと、クラブというのは、
世界中で文化として認められ、完全に定着しているものだからです。
英語の旅行ガイドブックをみれば、
どこの都市にも必ずと言っていいほど書いてあります。
私は世界五十都市以上行きましたが、無かったのは北朝鮮くらいで、
キューバやアラブ首長国連邦にもあったほどです。
また、最近の世界的な大ヒット曲を見ても、８割がたクラブ系の曲です。
レディガガだって、リアーナだってクラブ系です。
世界中の国で、音楽といえば今やクラブミュージックで、
それ以外の音楽はローカルミュージック
という感じになってきているほどです。
こんな状況ですので、世界の常識から考えると、
クラブが違法というのはかなりありえない感じです。
日本人の感覚に当てはめてみると、
居酒屋禁止とか、喫茶店禁止という感覚です。
そのため、今回の件は、正直なところ、
かなりガッカリした次第です。
こんな風に法律で規制しまくっていたら、
東京は経済的に衰退するだけでなく、
文化的にも衰退していってしまいますね。
ちなみに、今回の法の解釈でいうと、飲食店で人が踊るのは違法、
ナイトクラブで夜１２時以降に人が踊るのは違法になります。
例えば、沖縄の居酒屋で、誰かが沖縄民謡を演奏して、
お客さんが踊っても違法ということになります。
日本は東日本大震災以降、国民が国に文句を言わないことがわかった影響か、
各種法律の取り締まりが厳しくなっているようですので、
法律違反をしないようくれぐれもお気をつけください。
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