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私は、あまり人の行動を批判したり
人の商売を邪魔したりしません。
みんな人それぞれ価値観は違いますし、
いろんな事情があって行動していると思うからです。
そのため、多くの人が「詐欺師！」と呼ぶような人とも
話すことがあるのですが、その人が話していたことで
興味深い話があるのでシェアしようと思います。
ちなみに、彼は「詐欺師！」と呼ばれているだけで
犯罪者ではありません。
法律の範囲内で商売をしているけれども、
顧客満足度が低いため「詐欺師！」と言われているだけです。
この彼が言っていたことで、一体どんな話が興味深かったのかというと
「私も川島君と同じように顧客ニーズに応えてるんだよ。」
という話です。
どういうことかというと、まず１００人の人がいるとして、
そのうち５０人は、真面目な商品を買おうとするわけです。
しかし、５０人は真面目な商品が売られていても買わないわけです。
ここで、詐欺師と呼ばれる人が
詐欺っぽいけど魅惑的な商品を売ると
２０人くらい買ったりします。
つまり、詐欺っぽいけど魅惑的な商品は
お客さんの「何か買いたい。でも真面目なのは嫌。」という
ニーズに応えているというわけです。
買った後にどうなるかは別として、
少なくとも「買う」段階では、
買物をする楽しみを提供しているというわけです。
また、この２０人のお客さんについて、彼は
「この人たちは、真面目で退屈な行動にはうんざりで、
テンションが上がるちょっと危険な行動が好きなんだ。」
と言っていました。
「やさしくて真面目な男より、危険な男とかダメ男が好きな女と一緒。」と。
確かに、世の中には様々な価値観の人がいるわけで、
ドＭな人は、いつも文句を言いつつも、
つらい思いをする方を選ぶわけです。
友達に、真面目で手堅い商品や、真面目で手堅い男を勧められても、
結局、リスクが大きかったり、嫌な思いをすることもあるけど
テンションが上がる方を選ぶわけです。
で、詐欺系の商品や、悪徳ホストや、ダメ男や、ワガママキャバ嬢は
そういうニーズに応えているというわけです。
というわけで、詐欺商品ばかり買ってしまったり、
ダメ男とばかり付き合ってしまう場合には、
相手のせいにしていても解決しないので、
自分の価値観を変えるしかないと思います。
自分が「欲しい！」とか「好き！」と思うほうを選ぶと、
またつらい思いをするだけなので、
それが本当に嫌なら、とにかく真面目で手堅い方を選ぶべきですね。
おそらく私にこんなこと言われても
「そんな堅いこという川島さんて、退屈で嫌！」と思われて、
「やっぱり危険な香りがするほうが好き！」となるんだと思いますが、、、
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