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アメリカが8月2日にデフォルトするかもしれないという問題で、
それを回避するための法案が7月30日に提出されました。
しかし、アメリカの上院はただちに却下いたしました。
そのため、アメリカがデフォルトするのはほぼ確実になり
米ドルの価値がどんどん落ちているところです。
7月30日16時現在、1ドル76.8円にまでなっています。
さて、アメリカがデフォルトすると、
日本人の日常生活にどんな影響があるかということなのですが、
直近で一番怖いのは、日本の銀行破綻だと思われます。
日本の銀行であっても、
アメリカ関連の債権に投資しているところは
その債権の価値が急落したら破綻する可能性があります。
特に、金融パニックになり、
多くの人が同時にお金を引き出そうとした場合には、
引き出そうとした人に渡すお金が無くなってしまいます。
そのため、今預金がとても多い人は、
分散して預けておくことをお勧めします。
1金融機関ごとに1人当たり1000万円までは
基本的に預金保険制度(ペイオフ)で保護されますので、
まずは1000万円以下に分散することが大切です。
また、もっもっとお金を持っている人は
引き出して現金にするか、金現物などにして、
銀行の貸金庫に入れておいたほうが良さそうです。
なお、想定外の金融パニックになった時には
預金保険制度なども適用されない可能性があります。
今回の311大震災が想定外ということで、
過去の法律が無視されてしまったように、
今度の金融パニックでも同じようになる可能性はあるわけです。
そのため、ここまで考えて対策するとなると、
全ての預貯金を、金現物や不動産、美術品、食料品などの
現物資産にしておくしかなさそうです。
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