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最近、原発利権とか、震災復興利権など、
利権という言葉を良く耳にすると思います。
そこで、今日は、利権とは
そもそも一体何なのかと、
どうすれば利権にあやかれるのかについて解説します。
利権とは一体何なのかというと、
文字通り「お金を受け取る権利」になります。
具体的には、どんな事例があるかというと、
例えば、税金で仮設住宅を建てる時に
それを請け負う権利がそれにあたります。
今回の場合、４００万円くらいで建てられるものを
６００万円くらいで受注しているという噂話がありますので、
数百万円が利権ということになります。
また、原発利権としては、
東京電力からマスコミに支払われる宣伝広告費や
大学の研究室に支払われる研究費なども利権と言われています。
壊れた原発を直すために
アレバ社に支払われるお金まで利権と言われています。
つまり、税金や光熱費として集められたお金を、
受け取る権利が利権というわけです。
また、その中でも、本来必要な金額より
高いお金を受け取る場合、特に利権と呼ばれやすいです。
そして、これらは、政治家や巨大企業の幹部によって
配分がきめられるというわけです。
では、利権にあやかるにはどうすればいいかというと、
政治家や巨大企業の幹部と仲良くなるようにします。
例えば、政治献金を送ったり、
団体を組織して組織票を提供すれば仲良くなれます。
また、表だって行うとワイロとして捕まりますが、
中には接待したり、
バックマージンを渡したりするケースもあります。
というわけで、政治家や大企業の幹部などが
利権の行く先をコントロールしているので、
利権はその関係者で山分けされているというわけです。
そして、その関係者の一人になれれば
利権にあやかることができるというわけです。
政治家と医者と芸能人は、３大世襲職業と言われますが、
まさに、この利権があるからこそですね。
給料だけで言ったら、政治家の給料はそれほど高くありません。
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