先日、市場に出回っている野菜や魚は
検査されているか検査されていないかわからないので、
安全か危険か誰にも分からないということをお伝えしました。
しかし、それに加えて、
検査された結果、危険とわかっているものも
流通しているということがわかってきました。
まず、最初に発覚したのは、千葉県産のサンチュです。
これは、「出荷自粛」指定されたサンチュを
千葉県旭市の集荷業者「グリーンファーム」が
「イオン」や全国の小売店に出荷したというものです。
この件についてグリーンファームの社長は
「あくまで自粛で、出荷が禁止されていたわけではない。
自分で問題ないと判断した」と述べています。
⇒ http://www.asahi.com/national/update/
続いて発覚したのは、千葉県香取市産のホウレンソウです。
これは、出荷の自粛や制限の対象だった4月1~22日、
多数の農家が計7885束を出荷したというものです。
この件についても、出荷農家の人は
市の聞き取りに対し「生活に困るから(出荷した)」と述べています。
⇒ http://mainichi.jp/area/chiba/news/
さらに、福島県産のオオバが、
愛媛県産として出荷されたことも発覚しました。
これは、業者が産地を誤って記載したということですが、
「間違えました。」だけですんでしまっている状態です。
⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/news/
というわけで、先日もお伝えしたとおり
今流通している野菜や魚は安全か危険かわからないどころか、
危険とわかっているものまで流通しているので、
出来る限り気を付けて行動することをオススメします。
基準ぎりぎりならまだしも、
基準の何十倍、何百倍という放射性物質が付着した食品を
食べてしまったら、一回でもかなり被爆することになりますので
くれぐれもお気を付けください。
なお、こういったニュースを見ると、
真面目に自粛した農家は損をして、
出荷した農家は得をしているということがわかります。
「食べる人のことを考えたら出荷なんてできない。」と思う人が損をして
「俺が儲かれば、お客なんて死んでもいいよ。」が儲かっているのです。
そのため、今後もまだまだ
出荷してしまう人が出てくることが予想されますので、
罰則規定ができるまでは、信頼できる農家から取り寄せるなど
各自で対策するしかないですね。
個人的には、安心して外食を食べられなくなってしまい
本当に残念に思っています。
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