反乱分子は事前に叩くべきか? | 世界を旅する年収1億円ブロガー 川島塾代表 川島和正オフィシャルブログ Powered by Ameba

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もうすでにご存じの方も多いと思いますが、
エジプトで反政府デモが起きました。

ウィキペディアによると、まず1月25日に複数の団体が
フェイスブックを通じて反政府デモへの参加を呼びかけ
15000人が反政府デモに参加しました。

これに対し、治安当局は、武力をもって鎮圧し
市民2人が死亡、500人が拘束されました。


翌1月26日、またインターネットでのデモ呼びかけにより
3000人規模のデモが発生。


与党国民民主党事務所への火炎瓶投げ込みや
スエズ県庁舎への放火が行われました。


またデモ参加者と治安部隊がまた衝突し、
治安部隊が催涙弾で排除する事態となりました。


1月27日、今度は警察詰所にデモ参加者が放火。


さらに、今度は、差別的な待遇を受けてきた遊牧民数百人が
警察署を取り囲み銃撃戦が発生、
ロケット弾も使用される事態になりました。


1月28日、野党勢力の呼び掛けにより
IAEA前事務局長モハメド・エルバラダイ氏、
イスラム原理主義組織ムスリム同胞団などもデモ参加を表明。

各地で数千万から数万人が集まり、デモが発生しました。


さらに、警察署や警察車両も放火され、
与党国民民主党の本部ビルにもデモ隊が放火し炎上。

それに対して与党は軍用のヘリコプター、
機関銃を搭載した軍の装甲車を展開させましたが、
無政府状態となった市内では略奪行為も相次ぎました。



1月29日、ムバラク大統領はテレビ演説を行い、
全閣僚の解任と民主化、経済改革の実行を約束するも、
デモ参加者が求める退陣には応じませんでした。


また、デモに対する強硬姿勢も示したため、
デモ隊数万人がカイロに集結し、
ムバラク大統領側はデモを抑えきれない状況が続きました。


その後、政府による治安維持ができなくなり、
暴徒による略奪や放火が各地で激化、
病院襲撃、商店からの略奪、
刑務所での暴動・脱獄などが相次いで発生。

エジプト当局は、インターネットを遮断、携帯電話サービス停止
中東の衛星テレビ局アルジャジーラの放送禁止、夜間外出禁止。


さらに、銀行閉鎖、証券取引所閉鎖、
交通機関一部麻痺となっています。


この状況を見て思ったのは、
「あれ?大多数の国民が支持しているのは与党では?」
ということです。


ニュースを見ていると、デモ参加者が英雄で
大統領と与党国民民主党が悪者みたいなのですが、
そもそも、選挙の結果、選ばれているわけです。


それを考えると、一部の反政府派が騒ぎだし、
それに便乗すると都合のいい勢力が
便乗しているだけのように見えてきます。

つまり、日本でいうと、
ある団体が決起して、そこに野党や犯罪者が便乗して
大騒ぎになっているという感じです。


そのため、今回の騒動は、
大統領と与党国民民主党の取り締まりが甘かったから
起こった結果かなと思った次第です。


また、少なくとも半数以上の国民は、
そもそも、この騒動を望んでいないのではないかと思った次第です。


大多数の国民にとっては、おそらく、国内の治安が維持されて、
他国からの信用を守りつづけ、経済活動を円滑に行って
国が豊かになったほうがいいわけです。


というわけで、
「反乱分子は事前に叩くべきだったのかな?」と思ったのですが、
表面的には、それは無理だと思いました。


そんなことをしたら、言論の自由がなくなってしまって
完全なる独裁国家になってしまうからです。

ただ、裏ではもっと対策できたと思いますし、
ほとんどの国はそれをやっているからこそ
安定しているんだろうなと思いました。



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