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今、ジャマイカからアメリカ行きの
飛行機に乗りながらメルマガを書いています。
無事にジャマイカを脱出できて良かったです。
さて、今日は、
ジャマイカの治安が悪い理由について
お伝えしようと思います。
昨日お伝えしたとおり
ジャマイカは治安が悪すぎなのですが
なぜ治安が悪くなったのかについても調べてみました。
調べた結果わかったのは、
平均収入が月３万円なのに
物価はアメリカと同等以上だからです。
しかも、失業者が増えているのに
生活必需品の物価は上がり続けているので
飢えている人がどんどん増えているみたいです。
平均収入が少ない国は多いのですが
そういった国の多くは
食料の自給率が高く値段が安いため
生きていくことは可能です。
しかし、ジャマイカは
アメリカから食料を輸入しているので
買えなくなって困っている人が多いのです。
こうなってしまった背景には
政治の腐敗や、グローバル企業による搾取、
ＩＭＦ（日米など）が貸し付けたお金の金利が高すぎる
ということがあるようです。
そして、こうなってしまうと、
働いても働いても生きていけないレベルの人が増えて
犯罪をする人も増えるということです。
この状況をみて、
私は奴隷時代と同じだなと思いました。
今のジャマイカで暮らす人が
最低限の衣食住を手に入れようとしてもほぼ無理です。
インターネットだって出来ないので
スポーツか音楽か犯罪しか稼ぐ方法がありません。
そのため、ジャマイカ人が犯罪しても仕方ないと思いましたし、
外国人のことを恨んでも仕方が無いと思いました。
性格が悪いとかそういう問題ではなく
生きていくためにやらざるを得ない人が多いのです。
政治家も腐敗していて国民を見捨てているようなので
この状況の解決するには、
革命でも起こらない限りどうしようもなさそうです。
カストロやプーチンのように
資本家より自国民の利益を大切にするリーダーが出てこない限り
ひどくなる一方でしょう。
皮肉なもので、音楽とスポーツのレベルは上がると思いますが
それで救われる人は数万人に１人くらいだと思われます。
人の命より、資本家の利益が優先される
資本主義の行き着く先を見た気がしました。
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