前回アップした記事で読んだ本の感想を書きました。
今回の本
息子が殺人犯になった
は、私に今後の生き方を考えるきっかけになった。
毎日、朝晩と母の介護のために
実家に通う時、
遠くに目に写る山々や、夜満月を見る時
自然と祈るような気持ちになります。
母のことは、
もう現実を一つ一つクリアしていくしかない。
私の育った家庭は父が支配する家庭で、
母は父の顔色を伺う生活で、
良い子を望まれて育って私たち姉妹は演じていたと思う。
一番その影響を強く受けたのは姉で、
庇ってくれなかった母を今だに子供時代のこと
恨みつらみを言う。
だから、母に対してドライで、クールなのかもしれない。
私は姉を見ていたから、立ち回りがうまくなり
直接父の怒りを買うことは少なかった。
誤解が無いように書くが、父は別に酷い父では決してない。
ただ、自分の考えを通す、それが当たり前だと
なんの疑問にも思っていなかった人だった。
愛情は深かったとは思うがその方法が間違えていたと思う。
そして、
私。
結婚して、初めて自由になった気がした。
子育てに必死で、自分ではいわゆる良い母だと思っていた。
それが、
崩壊したのが長女の病気で私の世界は真っ暗になった気がした。
長女は精神疾患を患う。
病院にも即行ったし、大学病院も通ったし、
今でもずっとクリニックに通院している。
それでもうまくいかないことも多いし、
ずっと私は何が?と悩むばかりでした。
なぜなのと?
それでも、
私の親しい友人が三年前調子を崩してやはり即病院に行ったが
鬱病で入院もしたが、全く改善しない。
病院も変わり、旦那さんは休職一年以上して見守り
色々手を尽くしても、よくならない。
私は彼女の話しを電話で聞くだけだが、
その時も明らかに以前の彼女ではなく
なぜそうなったか?
これもわからない。
だから、病気なのだ。
変なことだが、身近な友人が精神疾患になり
それをみて、初めてああー娘も本当に病気なのだ、
これは病気で環境だとか、育て方とかそれが原因ではないんだと
なんか救われた思いとはちょっと違うが、
精神疾患を理解することの難しさを
改めて思う。
これは、本人、家族でないとわからないが
鬱病にしても、巷で言われているのとは違う。
本当の鬱病はあんなものではないというのが私の印象です。
心の病といえば、弱いからと思われるが
決してそうではない。
今回、
息子が殺人犯になった
を読んで、
明るく、生き生きとしてい我が子が
だんだん変わって行く様を親はどうすればよかったのか?
なにえの責任がないとは決して言わないが、
それは誰の家庭にもおこることで
これからだって、あなたがなるかもしれない。
うちは自殺しないでここまでこれて
それは運が良いこと。
ここに書くことも出来ない
数々の困難、トラブルを家族でなんとかしてきた。
泣いても、治らないのだ。
うちの長女は鬱病ではないが、鬱の時がある。
そして
私もそうだったから仕方ないが
精神疾患に対しての誤解が多く、
こちらが傷つく言葉は結構バンバン言われてきた。
ああ、この人は自分は関係ない世界って思っているんだと
いつも思う(笑)
人は経験しないとわからないのが、当たり前。
恥だと思う気持ちも強い。
私だってそうだ。
だから、娘のことは言いにくい。
でも今は軽く言えるように少しはなってきたかもしれない。
それでも言う相手を選んでいる。
なかなか当事者でも向き合うのは難しい。
それに世の中には
知られていない病気も多い。
あなたの知らないところで、
闘っている人が多くいる。
いつもそれを思い、自分を鼓舞する。
自分の弱さに叱咤激励。
そして、
誰だって何かを抱えて生きている。
そのことだけは忘れずにと自戒を込めて思う。
挫けそうな時は、
この本を思い出そう。