ここ2~3日、あるお友達とLINEのやりとりが続いていました。
自分が講師をしたオンライン講座のアーカイブを見て、感想を教えてほしいという依頼がきました。
私は、アーカイブを見て、感想を言う前にお友達に聞きました。
「何が気になっているの?」
って。
すると、お友達は、ここがこうだった、あそこができていないなど、ちゃんと自分を振り返って、自分のダメだったところを理解しているのです。
続けて、私は問いました。
「なぜ、私に聞くの?」
「私に、何を期待しているの?」
と。
お友達の答えは、
・私とは仲がいいので信頼している。何を言われても大丈夫
・私がお友達に対して常に肯定的であること
この2つが返ってきました。
まぁ、そうですよね、信頼関係が築けているから、聞くのですよね。
そして、私は「ほめ達!」ですから、基本的にはほめますし、ダメだと思ったところを全部伝えるようなことはしません(笑)
お友達は、賢い人なので、自分で全部わかっています。
私にほめてもらいたいこと。
承認されたいこと。
頼っていること。
でもね、
他人に承認欲求を向けていると、
ずっと「他人軸」なのです。
エスカレートすると、依存になります。
依存は、依存だけでは成立しないので、
「共依存」
という関係性ができあがってしまいます。
私もかつて、共依存の関係性を作ってしまったことがあります。
人から頼られる、期待されることは、自分の存在を認めてもらっていることなので、ある意味気持ちがいいのです。
「私がやってあげなきゃ」
「この人には、私がいなきゃ」
って、気持ちになってきて、相手をますます依存させ、共依存の関係が出来上がります。
一度、共依存の関係ができると、解消するのは、難しい。
そんな経験があったので、相手の承認欲求を簡単に満たすということをしないようになりました。
いじわるだとわかっていながら
「なぜ、私に聞く?」
「私に、何を期待しているの?」
と、質問するのです。
子どものうち、若いうちは、
周囲の人からの承認が、
自信になり、自己肯定感につながります。
私も、できるだけ、承認することを心がけています。
でも、
「承認欲求」
を、バリバリ向けてくる人には、距離を取りながら、コーチングの手法を交えて、気づきを促します。
「それって、他人軸になっているよ」
って。
SNSを見ていても思います。
誰に、何のために、発信しているの?
公にする内容なの?
そのつぶやきって、誰かとシェアする必要があるの?
「承認欲求だよね」
って。
きっと、本人は気がついていないだろうけど。
自分の行動や、感情を深堀していくと、本当の自分が垣間見られます。
自分を知りたい人には、コーチングが効果的です。
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