昨日のコーチングセッションで、クライアントに最後に伝えた言葉は
「自分に優しくしてあげて」
でした。
たくさんの方と話していて思うことは、優しい人は苦悩するということです。
他人に対して
「ああしてあげたい」
「こうしてあげたい」
という奉仕の精神がとっても強いのです。
常に周りの人に気持ちが向かっています。
そして、時には
「もっとこうしてあげればよかった」
「困っているのに、力になってあげられなかった」
「落ち込んでいるのに、優しい言葉をかけてあげられなかった」
と、後悔したり、自分を責めてしまいます。
優しい人は、常に他人に気持ちが向かっています。
何か奉仕をしようとします。
そして、その奉仕が充分でなかったときには、自分を責めるのです。
これ、何かおかしくありませんか？
誰に一番優しくするのか？
それは、【自分】です！！
自分に優しくして、充分癒されて、心が満ち足りて、そこから零れ落ちた優しを他人に向ければいいのです。
自分を犠牲にして、他人に優しさを向けて、お返しを受けていますか？
人間関係は、損得勘定ではありませんが、
「受け取るだけ」
の人がいるのも確かです。
エネルギーバンパイアと言われるエネルギーを吸い取る人がいます。
承認欲求が強い人や、かまってちゃんは、常に人からエネルギーを吸い取っています。
自分で自分を承認したり、モチベーションをあげたりできないので、他人を頼っているのです。
もちろん、本人は無意識ですけどね。
優しい人は、そういう人から、これまた無意識のうちにターゲットにされているのです。
私は、優しい人に言いたい！！
まずは、自分に優しく♪
優しさもエネルギーです。
無駄使いしないでくださいね。
自分にいっぱい優しくして、それでもまだ余っていたら、人に優しくしてくださいね。
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