幼児教室の講師をするようになって、考えるようになりました。

「受動的、能動的」

授業で、いかに生徒の能動を促すか。

講師が、子どもに

「やらせる」

のではなく、どうすれば自分からやりたいと思えるような授業になるか。

 

これは、企業研修でのご依頼でも同じです。

「自ら考え、行動できる」社員、職員にしてほしいという、研修依頼をいただきます。

これは、言葉にしてみれば簡単ですが、とても難しいことです。

 

仕事とは、「言われたことする」「決められたことをする」ということが既に社内風土になってしまっているからです。

長年の慣習を変えることは、短期間ではできませんし、数回の研修だけでは、意識が変わっても、行動変容するまでにはなかなか至りません。

 

そんな「いかに能動的な授業をするか」という私のテーマの中で、昨日は年中さんの男の子から質問されました。

「先生、今、ぼくが何を考えているかわかる?」

パズルの時間に、唐突に聞かれました。

「うーん、先生わからないなぁ」

と、答えると、一緒に来ていたパパも

「そりゃ、わからないよ」

と、苦笑です。

「ねぇ、ヒントを3つちょうだい」

と言うと

「3つはダメ、1つだけ」

と言って、ヒントを出してくれました。

「ヒントはね~、な」

「な?」

「うーん、先生やっぱりわからないなぁ、納豆食べたい?」

と、ボケると

「違うよ、何になるかって考えていたんだよ」

とのこと。

なるほど、将来の夢について考えているようです。

「で、何になるの?」

と聞いてみると

「それを、今から考えるんだよ」

 

なかなか、いい会話でした(笑)

授業では講師から生徒に質問することがほとんどです。

「これって何か知ってる?」

「どうしたらいいと思う?」

答えを促すような質問ですね。

 

でも、幼児さんが自分で考えて、先生に質問する。

そこから対話が始まる。

これが受動でなく、能動の第一歩かも知れません。

こういう機会を大切に育てていきたいと思います。