昨日は、文章のプロと「行間を読む」についてLINEをしました。

きっかけは、お互いの理系の息子のこと。

「理系でも、国語力は大切だし、行間を読むってことは訓練しないとね」

みたいな話でした。

 

「え? 行間を読むって訓練でうまくなるものなの?」

とびっくりです。

彼女からの返事には

「相手の心情を想像すること」

「いろいろなものの見方や感情があることを知る」

という説明と、具体例が書かれていました。

文章のプロだけあって、LINEの短いメッセージでも、わかりやすく解説してくれます。

 

仕事をしていても、

「想像力の欠如」

という言葉をよく聞きます。

相手の立場や、お客様の立場に立って考えられないということですね。

職場内の連携が取れない、CSが上がらないことにつながってしまいます。

また、指示がないと動けない、指示があったことだけをするというのも、想像力の欠如かもしれません。

 

「行間を読む訓練」を小さなうちから積むことで、社会人になったときにも仕事に生かせそうです。

想像力豊かなお子さんなら、自分で想像を膨らませることができますが、ほとんどのお子さんは、誰か相手が必要です。

「あなたが主人公だったら、どうする?」

「この時、登場人物はどんな思いだったのかな?」

など、物語について少し話をするだけで、行間を読む訓練になるかも知れませんね。