先日、私がアシスタントとして関わっていた4回の連続研修が終わりました。

受講生に、研修が始まったときの気持ち、今の気持ち、これからの目標をスピーチしてもらいました。

その中の一人が言ったことがとても印象的でした。

 

「現場のスタッフに、人手不足の時には、部署を超えてフォローをしよう」

と声をかけたら、「お互い専門職なので、部署を超えてのフォローはできない」

と断られた。

管理職の自分としては、フォローし合うことで、滞りなく業務が進むのに、どうして協力してくれないのだろうかと思った。

そして、気がついた。

現場のスタッフの意見は正しい。

専門職としてプロとして、自分の仕事に責任を持っている。

管理職としての自分の考えも正しい。

俯瞰して全体を見たときには、フォローし合うほうがよい。

ただ、立場によって見ている景色が違うから、考え方も違う。

 

すごくよい気づきだと思いました。

これは、どこの組織でも起こっていることです。

管理職と現場の意見の違い。

管理職は理想を語り、現場は理想を実現化できない問題を抱えている。

この溝をどう埋めて、管理職と現場のベクトルを合わせて、理想に向かうのか。

でも、この溝について気がついてる管理職が少ないから、トップダウンで指示が出て、現場が反発する。

 

どちらも正しいと認めてから、溝を埋める方法を考える。

そうすると、きっと溝は埋まると思います。

この受講生は、きっといい管理職になるでしょうね。

そして、風通しのよい働きやすい部署になることでしょう。