世の中では、ほめる子育てを推奨しているけれど、何をほめればいいのか、お困りの親御さんもいらっしゃると思います。
さて、子どものどんなところをほめればいいのでしょうか。
幼児さんと接していて気になることがあります。
それは、正しい答えがわかっていないと答えない。
自信がないことは、チャレンジしないということです。
私がアシスタントをしている、研修講師もよく言います。
新入社員研修で、質問をしても発言する人が少ないし、みんな消極的だと。
理由を聞くと、人前で間違うことを極端に嫌っているということでした。
みんな「正しい答えを答えなければいけない」と思っているのですね。
「答える」積極性や、チャレンジ精神を大切にされてこなったのでしょうか。
私が幼児さんと接する際に大切にしていることは、当たり前のことを当たり前にできたときに、それを言葉にして伝えること。
「ありがとう」とたくさん言うこと。
答えが正しいか間違っていたかではなく、行動や気持ちをほめることです。
靴をそろえて下駄箱に入れたときには
「靴をきれいにそろえて入れてくれたんだね」
「自分で入れられたんだね」
「今日も元気に来てくれてありがとう」
「手を消毒してくれてありがとう」
「今、一生懸命考えて答えてくれたね」
「時間がきたから、途中だけど止めたんだね。自分がしたいことを我慢できて、えらかったね」
こんな声かけを意識しています。
事実を言葉にしているだけってことが多いですね。
できていることを「できている」と言葉にして伝えるだけで、もうほめていることになるのです。
みなさん、無意識のうちに正しい答えという成果をほめていませんか?
成果主義になっていませんか?