毎日バタバタとしている私に、息子がよく言う言葉
「生き急いでいる」
本人には、そんなつもりは毛頭ありません。
好奇心旺盛で、なんでもやってみたいので、何にでも手を出してしまうのですね。
家でゆっくりとしているよりも、外に出て活動しているほうが楽しいのです。
昨日、友人の葬儀に参列してきました。
彼女の家の近くを通るたびに、「どうしているかな?」「会いたいな」と思っていました。
総合商社で、総合職についている彼女は、コロナ前は、海外出張の多い人でした。
しかし、コロナ禍になり、リモートワークが増えて家にいることが多くなったというのは聞いていました。
会う気になればいつでも会えると思っていました。
前回に会ったは、13年前。
1歳違いの息子がいます。
彼女の息子が5歳で、うちの子が4歳でした。
一緒にトミカで遊んでいました。
仕事に、遊びに、子育てになんでも一生懸命な人でした。
バイタリティがあり、ポジティブなので、自分の身体を省みないで、がんばる人でした。
そんな彼女を見送りながら、「生き急ぐ」という言葉が頭をよぎりました。
彼女にもそんな気持ちはなかったことでしょう。
目の前にあることに真摯に向き合い、一生懸命に取り組んできたのだと思います。
ご冥福をお祈りしたいと思います。
「私らしく」「どう生きるか」を考える機会が増えています。