私は、日本ほめる達人協会、通称ほめ達!の認定講師をしています。
感謝の気持ちは、最大のほめ言葉だと、ほめ達!では言っています。
だから、日常生活で「ありがとう」と言う機会を増やそうと。
「ありがとう」を増やす方法の1つに、普段「すみません」と言っている場面で、「ありがとう」と言い換えられるときは、「ありがとう」と言おうと勧めています。
どんな場面で、「すみません」を「ありがとう」に言換えればいいのか?
例えば、エレベーターを開けて待っていてくれたような場合や、道を譲ってもらった、何かを拾ってもらったような場合に、とっさに「すみません」と言ってしまいますが、これを「ありがとう」に換えるのですね。
さて、そこで考えました。
人って「すみません」という時には、ちょっと情けなそうな、申し訳なさそうな表情をします。
笑いながら、「すみません」というと、誠意が伝わりません。
反対に「ありがとう」という言葉をかける時には、笑顔になります。
無表情や、怖い顔で言っても、感謝の気持ちが伝わりません。
人って、すごいと思いませんか?
無意識のうちに、言葉と表情がワンセットになっているのです。
試しに、「すみません」と言いながら笑顔を作ってみました。
笑顔になりにくくて、とっても違和感がありました。
「すみません」を「ありがとう」と言い換えることは、申し訳なさそうな表情から笑顔に換えることでもあるんですね。
笑顔は自分の印象をよくします。
また、向けられたほうも、気持ちがいいし、笑顔になります。
みなんさんも、「すみません」を「ありがとう」に言換えてみませんか?