私が受講している研修で、「デジタルネイティブ」が話題になりました。
デジタルネイティブとは、生まれたころから、インターネットが身近にある世代のことをいいます。
コロナ禍で、stayhomeやテレワークになり、我が子がデジタルネイティブであることを痛感したという内容です。
・ 仕事がテレワークになり、オンラインでの意思疎通の難しさを感じていたら、小学生の息子がヘッドフォンをつけて、友達同士でオンラインゲームを楽しんでいた。「あぁ、自分と違ってこの子たちはオンラインを楽しんでいる」と感じた。
・ 1歳になる娘は、まだ話せないし歩けないのに、親のスマホの中にある写真を、人差し指1本で画面操作して見ていた。
・ 小学生の娘のバレエのお教室がzoomになったが、あっと言う間にzoomの操作を覚えて、バレエのレッスンが画面を通してスムーズに行われた。
と、こんな話が出ました。
我が家でも、ありました。
スマホが出始めてまだ数年のころ、夫が「スマホの動きが悪い」というと、息子が「バックグランド何か画面が開きっぱなしになってるんじゃない?」と、アドバイスしましました。
小学生の息子、パソコンもスマホもほとんど触ったことがないのに、「バックグランド」という概念があることにビックリしました。
いずれも共通しているのは、「誰が教えた訳でもないのに」という点です。
これが、デジタルネイティブということなのですね。
デジタルにしろ、言葉にしろ、ネイティブにはかないません。
「亀の甲より年の劫」という言葉がありますが、世の中のデジタル化には通用しないようです。
若い者に習う、娘や息子に聞く。
意地を張らずに、素直にデジタルネイティブに教えを請うことが、時代に取り残されない秘訣なのでしょう。
みなさんは、デジタルの波についていってますか?