③
桃子と面談をして、私はアクセサリーを作ること、そのアクセサリーをステキな女性に届けて輝いてもらうことが喜びだと知ることができた。
自分では思ってもみなかったことが自分の本心だと知った。
私は女性を応援することを仕事にしてきて、スキンケア、メイク。健康食品と色々かかわってきたけれど、結局は会社組織の一員として会社の製品を販売して会社の利益を追求する手伝いをしていただけに過ぎないのだということが分かった。
もちろんそれが一般常識と言うか当たり前に生きていく糧ではあったけれど、自分が本当にやりたいことだったか疑問点もあったと思う。
もうこれからは自分だけの意志でやりたいことをやっていく時代だとも思っていたから、本当に良いタイミングで自分を見つめ、これからのことを考えて生きていく、
本当の自分に出会えたと思った。