私が20代の頃、1年間だけ働いていた重度の知的障害者施設。
系列の軽度知的障害者施設には、地元の公立高校を卒業した人がいた。
当時の私は、何で公立高校卒業した子が軽度の知的障害者施設に入っているんだろうかと不思議に思っていた。
地元の公立の偏差値は高くはない。
ど田舎の地元でいえば、進学校に入れない子達が行くような高校。偏差値は50以下。
私は私立の高校を第一志望として受験。合格した。(偏差値55)
だけどもし、不合格だったならばその公立高校を受験するつもりで、願書を出していた。
ど田舎なので、高校の数も少ない。
私立に行く人は、むしろ受験に失敗した人が多い。
高校選びも、極端。進学校か、普通より下の高校かのほぼ二者択一なんだ。(どちらも公立高校)

軽度の知的障害施設に入所している人の話。
当時の年齢は30前後。男性。
昔は、今と違って個別支援とかも進んでいない時代の話。
この人も、どうやって高校卒業したのだろうか
この高校は、1番上の姉が卒業した高校で商業科。赤点であれば追試だってある。普通の高校。
途中で辞めていく生徒だって数名はいた。
軽度の知的障害者施設に入所している子は、高校受験で合格していることから、中学時代の内申点もだけど、勉強は相当頑張ってきた事が言える。
親のサポートも相当なものだったことが考えられる。
家庭の事情など本人の状態によって、軽度の知的障害者施設に入所しているのか
周りの指導員から聞いた話であって、その人とは接点が全くなかったので、詳しい情報はわからない。
だけど、この話も事実としてある。
うちの息子だって、頑張れば中学の期末テストで理科86点といういい点数取れるじゃないか。
だから、やはりIQだけでは見てはいけない。IQの数値だけでは計り知れないものがあると言える。
極端に数少ない特殊な例かもしれないけど、高校や大学に行っている人もいるんだ。ゼロではない
いつも私のくだらないブログを見てくださってる方も、初めましての方もありがとうございます。(今日の体重46.4キロ
)
もう一人、中度の知的障害の人で高校卒業した人を知っている。この人の母親と娘とは、深く関わりがあった私。次回また書きたいと思います。

息子と私のお気に入り商品。ノースフェイスのバッグです。