**会えないベビちゃんも、私たちを幸せにしてくれる。 | うまくいかない自分のゆるし方 * こころとからだを整えるカウンセリング

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誰かに頼ることができない甘えられない
まじめで不器用でかわいくなれない
昔の私のようなあなたへ

 

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心屋流カウンセラー & ティーセラピストの

皆 みなみです

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だんなさんのことを考えていて思い出したこと。

 

ちょっと書いてみようかな。

 

 

 

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今別居しているだんなさん(けんちゃん)と

 

むかし同棲を始めた頃、私は妊娠した。

 

最初にしていた結婚で、私は不妊で病院に通っていた。

 

それをけんちゃんにも伝えてあった。

 

まさか妊娠するだなんて、思ってもいなかった。

 

もちろん、騙すつもりなんてこれっぽっちもなかった。

 

 

 

けんちゃんは戸惑いながらも喜んでくれていた。

 

おなかに向かって、いっぱいの笑顔で話しかけていた。

 

私はその姿を、ニコニコ見ていた。

 

 

 

2度目の診察で、たまごが育っていないと

 

産婦人科の先生に言われた。

 

診察当日の朝までウキウキしていて

 

病院から帰ったら、会社で仕事中のけんちゃんに

 

メールで内容を報告する約束をしていた。

 

私は、連絡できなかった。

 

たまごが育っていないなんて。

 

 

 

家のベッドで泣きながら、いつの間にか眠っていた。

 

夢の中で、けんちゃんが

 

「大丈夫だよ」

 

って、優しくぎゅーってしてくれたところで目が覚めた。

 

 

 

帰宅したけんちゃんに、先生に言われたことを報告した。

 

けんちゃんも、私から連絡がなかったから

 

何かあったんじゃないかと、心配していたらしい。

 

 

 

私の話を聞いて、けんちゃんは

 

「大丈夫だよ」

 

って、優しくぎゅーってしてくれた。

 

夢で見たのと、まったく同じだった。

 

 

 

数週間後、おなかからたまごを取り出す手術をした。

 

その後しばらく、出血や痛みが続いて気分も塞いでいた。

 

けんちゃんは毎晩仕事で帰りが遅くて疲れているのに

 

会社のイベントで特に忙しい時期だったのに

 

痛がる私を、病院に連れて行ってくれた。

 

 

 

私はすごく悲しかったけれど、ひどく痛かったけれど、

 

けんちゃんがしてくれるひとつひとつのことが

 

とてもとても幸せだった。

 

 

 

このひとがいてくれたら、私は大丈夫。

 

どこでも生きていける。

 

守ってもらえる。

 

頼ることができる。

 

甘えることができる。

 

そんな安心感があった。

 

 

 

 

 

私はけんちゃんと出会うまでは

 

ひとりで生きていこうとしていて

 

誰にも頼ることができなくて

 

ひとに甘えることができなくて

 

いつも不安で…。

 

当時けんちゃんに言われたのは、

 

以前の私は、笑うことがあまりなかったらしい。

 

 

 

そんな私の心を緩めてくれたのは、

 

今の私のこの笑顔を引き出してくれたのは、

 

けんちゃんだった。

 

 

 

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この後、私達は結婚したんだけれど

 

やっと私は

 

家族の温かさや

 

愛すること

 

愛されること

 

本当の意味でわかったような気がする。

 

 

 

 

けんちゃんに「離婚したい」と言われたことで、

 

私がそれまで見ようとしていなかったことや

 

なかったことにしようとしていたことに気づき、

 

自分の心と向き合うことができた。

 

だから、私はけんちゃんとの結婚で

 

とても大事なものを手に入れることができた。

 

 

 

 

たまごちゃんが、私たちのところに来てくれたおかげ。

 

 

 

 

 

 

なかなか赤ちゃんがやってこないと

 

周りの友達に追い越されていくたびに

 

「私は空の上の赤ちゃんに選んでもらえない」って

 

自分のことを責めちゃうんだけれど、

 

 

旦那さんに赤ちゃんを抱かせてあげることができないと

 

「私には女性としての価値がないんじゃないか」って

 

自分のことを責めちゃうんだけれど、

 

 

 

 

その辛いことをきっかけにして、

 

本当の自分と向き合うことになるんだ。

 

 

 

 

自分にとって本当に大切なことは、

 

 

 

お星さまになってしまったり

 

 

まだ空の上で待っていてくれている、

 

 

姿の見えないその赤ちゃんが

 

 

教えてくれることもあるんだ。

 

 

 

 

生まれてくる赤ちゃんだけが

 

パパとママを幸せにしてくれるとは限らない。

 

 

 

 

 

 

そのときはあまりに悲しすぎて、

 

そんなふうに考えられないのは当然。

 

何年も何年も経って、やっと意味のあることだと

 

 

わかることもあるんだ。

 

 

 

私もだいぶかかったけど…。

 

 

 

 

 

もし、だんなさんと本当にお別れしてしまうのなら

 

それはとても悲しいけれど、

 

 

我が家のたまごちゃんは

 

パパであるけんちゃんを、ママである私を

 

幸せにするためにやってきたんだ。

 

幸せになることは、決まっているんだ。

 

と思っている。

 

 

 

 

生まれてきてくれていたらもちろん幸せ。

 

 

 

 

ベビちゃんに会うことができなくても、違う形で幸せ。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じ思いをしているひとがいるのなら、

 

そんなことはゆっくりゆっくり知っていけばいい。

 

 

今は、じゅうぶん悲しもう。

 

 

 

 

 


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