”次々に削られる子どもたちの予算” | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

日々、感じたことを投稿します(個人ブログです)

 
22年度予算では、たくさんの予算が削減されました
 
そのなかのひとつに、公立保育園のバス遠足やお昼寝用の布団乾燥の予算がありました
 
私たちはこれらの予算削減について、議案質疑でも、採決にあたっての討論でも、これらの問題を指摘し、予算に反対してきましたが、反対少数で予算は通ってしまいました
 
この問題を、予算に何も言わずに賛成してきた議員が、どうしてこんなに酷い予算削減をしたのかと、12月議会で取り上げていて驚きました
 
どうして削減するんだ、初めて聞いた、子どもたちと保護者の気持ちを考えるべきというような質問
 
今年の予算は、各部で予算を抑えるように予算の組み方が変更されました
 
そのため、予算枠におさまらなかった部は、どこかを削らなくてはならなくなり、子どもたちや障がい者のための予算が数多く削られてしまいました
 
市長は欠席のため、それに答えた副市長は、寄り添う視点が不足していた、向き合って対応すべきだった、バス遠足を含めた行事について検討し、実施を指示すると答弁
 
もちろん予算復活は大歓迎です
 
しかし、それを知らなかった?今ごろ?という思いで、悲しくてたまりません
 
子どもたちのための予算を削減した予算案を提案した市長も、削減予算に賛成した議員も、その決裁や審議のときに、当事者の気持ちに思いを馳せ、しっかり考えるべきだったのではないでしょうか
 
また委員会では、介護保険利用者負担軽減対策費補助金の補正に対して、「より低い所得の方に手厚くなったから増えたのか、対象者が増えたから増えたのか」という質疑がありました
 
この補助金は、収入が少ない方にとって介護利用料の1割負担が重いため、所得段階によって利用料の一部を補助するもので、1期目のときに何度も議会で取り上げ、やっと実現してきたものです
 
それをあらたに非課税の年金なども収入に算定されることとなり、これにより補助金を受けられなくなったり、補助額が減ったり、1105人もの方が影響を受ける見込みとなりました

この点についても、私たちは審議や討論で指摘してきました
 
これらは今年の3月議会で、同じ場所で同じメンバーで審議してきたものですが、もう忘れてしまったのか…
 
当事者のみなさんはどんな気持ちかと考えると悔しくてたまりません
#保育
#バス遠足
#介護保険