無症状の高齢者のPCR検査補助 | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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無症状の高齢者のPCR検査費用を補助する事業が2月から始まります

感染拡大や重症化を防止する観点から、本人の希望によりPCR検査を行います

対象は、①65歳以上の市民②60~65未満で、心臓、腎臓、呼吸器等の病気で障害1級程度およびヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障害を有する市民
①または②でPCR検査を希望する方

実施期間は、2月~3月末(平日のみ)

検査医療機関は現在調査中ですが、1日あたり5人(予約制)
検査費用2万円補助(1/2は国庫補助)

県内では高齢者施設でクラスターが発生しています

一般質問では、今回の補助事業について、国の示しているQ&Aでは、行政検査の対象にならなかった施設入所者や新規の入所者も補助の対象となっていることを示し、補助対象となることをPRするよう求めました

「高齢者施設にチラシを配布するなど、PRに関して工夫していく」との答弁がありました

無症状への検査費用の補助は大きな前進ですが、施設入所者や介護・保育などの現場で働く職員への定期的な検査の実施には後ろ向きな答弁でした

今回の補助事業の課題として指摘した点は、
2ヶ月間で枠は205件しかないこと
予定医療機関の検査料は33,000円なので、13,000円もの自己負担となってしまうこと

国の示している濃厚接触者の定義は、あまりにも狭いと感じています

1メートルの間隔でマスクなしで15分以上会話することは、今の時期考えにくいと思います

濃厚接触者と判断されなかったとしても、幅広く検査することは必要ではないでしょうか