福祉施設で働いていた女性が、突然、一方的に解雇を言い渡され、途方にくれていたときに、駅でビラを配っていた労働組合の人たちと出会い、組合に加入し不当な解雇とたたかっています
ご縁があって、その方の話を聞かせていただき、私にできることで力になれることがあればと、取り組んできました
組合の方や私が、力になるといっても、ひとりでたたかうことは、ほんとうに大変なことだと思います
交渉のなかでひどい言葉を投げかけられたり、一緒に働いていた仲間から無視をされたり
労働問題ではあることなのかもしれませんが、どれだけ辛いことなのでしょうか
なんの非もないのに、今まで通り働きたいと言っているだけなのに
そんななかでも、勇気を振り絞ってたたかっている彼女を応援し、これからも力になっていきたいと思っています
それだけ未組織で働く人たちが声をあげにくい、声をあげられない状況にあるということなんだと思います
全く別の件でですが、「どうしても納得できないのなら職員団体を結成して交渉すべき」という言葉を聞いて、とても悲しい気持ちになりました
それは上から見おろした言葉に聞こえます
声をあげにくい人、声をあげたくてもあげられない人たちがいること
勇気を振り絞って声をあげた人が、どれだけ涙を流しながら、つらい思いをしながら、ひとりでたたかっていかなければならないのか
その勇気がなければ黙って従え❗と私には聞こえる言葉です
とても悲しい気持ちです