深刻な待機児童
朝霞市の保留児童は161人(4月1日時点)
待機児童解消を、市としてしっかりと取り組むように求めました
厚労省は「特定の施設だけを希望している」「自治体独自の認可外施設を使っている」などの場合は、待機児童としてカウントしていません
「特定施設を希望」したから待機児童に数えないとしていることには、実態を反映していないとの批判が絶えません
紹介された施設が、自宅からあまりに遠かったり、通勤経路から外れていたりするなどして辞退した場合も「特定施設の希望」として扱われるからです
「自治体独自の認可外施設」の利用者が除外されていることも問題です
いくつも認可園に申し込んでも全て入所できなかったため、認可外施設を使うという人が少なくないからです
政府は、待機児童を少なく見せるような集計でなく、「隠れ待機児童」を含めた潜在的な保育ニーズをきちんと掌握し、それにふさわしい規模とスピードで認可保育所の大幅増設を推進していくことこそが必要です
入所申し込みをしても入れなかった保留児童は161人
しかし、国が決めた待機児童の定義でカウントすると44人に減ります
朝霞市は「子ども・子育て支援事業計画」を策定中ですが、そのなかで、今後5年間の保育所整備の計画を策定中です
目標は、国が定義した待機児童をゼロのするのか、保育が必要な子どもたちも含めた保留児童をゼロにする計画を作るのか
市の考えを質しました
「計画策定にあたっては、昨年実施したアンケートをもとに、実際の申し込み状況などによる補正を加えたうえで、保育の必要量を見込み、その見込み量に対して、保育の確保の内容を検討していくので、目標値は、待機児童の定義にもとづくものではなく、保育の必要な方の受け入れに必要な数値としていきます」という答弁でした
一日も早く待機児童解消できるように、引き続き訴えていきます
写真は、長野県小谷村栂池自然園で撮ったオオシラビソの松ぼっくり
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