保育園に入れない子どもが339人? | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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改選後の初議会


12月24日の一般質問で待機児童の問題を取り上げ追求しました


「保活」と言われるほど、子育て中の働くパパとママにとって、保育所不足は深刻です



入園申請、決定の時期となりました


まず、今年の状況は、


      申請人数 受入可能人数  差引

0歳児   284人  251人     33人

1歳児   433人  216人    217人

2歳児   157人   87人     70人

3歳児   128人  109人     19人 

4歳児    29人   34人

5歳児    13人   36人


単純な計算でも339人が保留となります

しかし、希望する園が空いているか、さらにこれから申請される方も出てくるため、保留児童はさらに増えることが予想されます


待機児童の定義については、10月25日の投稿「数え方を変えただけで待機児童が半減」で書いたように、政府は、保留児童数からいろいろな理由をつけて待機児童数を減らそうとしています


育休中の方、求職中の方は待機児童に数えません

さらに、家庭保育室にお子さんを預けている方、幼稚園の預かり保育を利用している方も待機児童数にカウントしないとしています


朝霞市は、待機児童を3年後にゼロにする目標を持っていますが、国言いなりのカウントの仕方では、真の待機児童解消にはなりません

「いまの保育所整備計画では、入所希望者全員を受け入れることができません

希望する子どもたち全員が入所できるようにただちに計画を見直すべき

そのためにも、認可保育園の建設を!」と追及しました


福祉部長からは、

「保護者のニーズを把握し、計画の変更も視野にいれながら、待機児童解消にむけていく

計画は保育園等を希望している方、全員の受入することができるものと位置づけている」

との答弁がありました


また、障がいのある子どもたちは、育成保育の枠で公設の保育園のみで受け入れが行われていますが、入園希望者は年々増えているにもかかわらず、受け入れ枠がひろがりませんでした


障がい児の受け入れ枠についても追及

来年度から、民設の保育園で受け入れた場合の市単独の補助金を作って、障がい児の受け入れ枠を広げていきたいということでした


希望する子どもたちが全員入園できるように、ひきつづき議会で追及していきます