日曜日の朝から、レモンさんからメールが来た。
もうミュンが危篤状態だから最後に会いに来たら?と。
矢も盾もおれず、手荷物をまとめてすぐさまレモンさんの家に駆けつけた!
そして、2階へ上がるとミュン様が虫の息で眠っていた。
でもジリューシャと私が来たことを空気で悟ると
少し起き上がろうとして、挨拶してくれようとしていた。
『ジュニ!やめて!』
オンナは自分で私たちを呼んだのに
迷惑だったらしい。
パパちゃんがアユ釣りから帰ってきて
ことの真相を聞いて驚いた。
数日前にオンナはミュン様をペットクリニックに連れて行き、
勧められた肝機能障害用の猫の餌を与え始めたそうだ。
するとミュンは食べなくなり、結果、死期を早めたそうなのだ。
かわいそうに!そんなヤブ医者の言う餌を与えなければ
もう少し元気に生きたかも知れないのに・・・・・。
レモンさんの監視を振り切って、何度かミュン様を見に行った。
ジリューシャは猫が大好きなので
大人しくて触らせてくれる猫(瀕死なだけだけど・・・)に大喜び。
走って来て、ズダン!!!と
猫寸前の所に両膝をついてみたり、
目を指で突っついてみたりと、やりたい放題。
ジリューシャなりの猫の可愛がり方なのだろう。
翌日、ミュン様は旅立ったそうだ。
ミュンは生涯、レモンさんのことを布団だと思っていたようだ。
布団の上で逝ったらしい。
3年前の元気なミュン。
レモン邸の庭にて

