■韓国に来てしばらくは文化の違いをより実感するという件!≧∇≦)〃♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

日本から戻る直前に食べた「神座」というお店のラーメンです。美味しかったです。

 

 

もうソウルの我が家にいますが、今回も最後は浪速区の「スパワールド世界の大温泉」でゆったりくつろいで来ました!ヾ(≧∇≦)〃♪

 

去年の夏に久しぶりに行った時には、中にあったお好み焼き「鶴橋風月」さんがなくなっていてたことでショックを受けましたが、それは炉端焼き「大阪や」さんの料理やフードコートのたこ焼きを食べることでとりあえず代替して、今回もお約束として行ってきましたね。(*´ヮ`)/

 

 

●店員に謝られなくてホッとした話

 

ところで、もう韓国に戻ってしばらく経ちますが、日本と韓国を行き来するといやおうなく毎回、文化の違いというものが実感されますよね。今日、我が家の近所の大きなスーパーに行ったら、実はスーパーの店員のオバサンとぶつかりそうになったのですが、韓国人のオバサンの態度にとても安心する自分がいました。

 

というのも、私がスーパーに入って行った時に、その店員のオバサンは他のお客に商品の場所を尋ねられたのか、向こうのほうを向きながら、「そこそこ!そこを右に入ってください!」とかいいながら私の目の前を横切ってきたわけです。

 

私が入ってきたことに気づいていなかったわけですが、もうすんでのところでぶつかりそうになって、ほんの少しかすりながら互いに「うわっ」となりました。まず、日本だと商品の場所を聞かれれば、その前まで歩いて案内するのがふつうですが、韓国ではそんなことはしません。言葉で説明するだけです。(^^;)

 

それ以上に、客である私に気づかずにニアミスしたわけですから、日本から戻ったばかりの私の脳裏には、その瞬間、おおげさに恐縮しながら謝る店員の姿が浮かんだわけです。反射的な感覚ですよね。ところが、互いにそのまま、一言もなしで終わりました。別にぶつからなかったし、相手も私も、心の中では「まずかった」と思っていることは分かっているし、悪気があったわけでもなく、そういうことはふつうにあるため、韓国では謝る必要がないわけですよね。

 

その瞬間、「そうだ、ここは韓国だった」と、謝られないことでホッとしている自分がありました。韓国では店員と客は互いに平等ですし、たぶん、ぶつかっても互いに特に謝らないことはあり得ます。それは、韓国では「人間=家族」だからであって、そこまで気を使わないでもいいためです。まさにその時、その「人間=家族」の文化の中に帰ってきたんだという安心感があったわけですよね。

 

 

●「みんな貴い子息」と客を指導する店

 

最近、韓国のお店で、壁に大きく「私たちはみんな貴い子息~互いに貴く対応(우리 모두 귀한 자식~서로 서로 귀한 대접)」と書かれているのを見ました。これは客だからといって店員に対して横柄な態度を取るのをやめましょうという意味を含んでいて、お店の側が掲げているわけです。理由は「あなたの目の前にいる店員も、誰かの貴いご子息ですよ」ということなわけですね。

 

日本だと迷惑な客に対しては「他のお客様のご迷惑になりますので」と注意しますが、それだと店員の迷惑になることは許されるということになってしまいますよね。そこに上下関係が存在しているからなわけですが、韓国のこの「人間=家族」の発想は、人間は残らず皆、誰かの家族として存在しているので、分け隔てなく貴く平等だというわけです。その理由は「その父母の前には誰もがかげがえがない唯一無二の子息だから」ということになります。

 

日本に行く時の飛行機の中でも「客室乗務員も誰かの貴い娘です」という暴言防止アナウンスが流れるし、企業のアフターサービスなどに電話をすると、待たされている間に、「相談員も誰かの息子、誰かの娘、誰かの母、誰かの父、誰かの家族です」というアナウンスが必ず流れます。大きな字で「我が家の貴い子息」と書かれたTシャツも、胸に着けるバッジも売られていますし、店員全員が背中に大きくそう書かれたユニフォームを着ている店に入ったこともあります。

 

 

●「韓国人はずうずうしい」という勘違い

 

今回の日本行きでも、飛行機の中で隣の若者が、実に当たり前のように片言の日本語「すみません」の一言で、ボールペンを私から借りていって、その横の友達までけっこう長い間使っていたけれど、そこに何の気兼ねもなく、そうとう後になってから「ありがとごじゃました」とだけいって返してくれました。そういうのが韓国人らしいものとして、私のことを他人と思っていない感覚と感じるわけですが、同時に、「もしかすると、こういう時に日本の人から『韓国人はずうずうしい』『礼儀がないのではないか』と思われるのかなあ」とも思いました。

 

いつも大前提として「誰かの家族」である人間同士の関係には、そもそも本質的に上下が存在しないため、緊張したり、恐縮したり、気兼ねしたりなどしなくていいというよい面があります。もちろん、日本で「人間=他人様」同士であるがゆえに相手を高め尊重するという態度もないため、日本人の目には「ずうずうしい」と映るかもしれませんが、同時に人間を「他人」と思うことで生じる「迷惑」という感情やストレスもなくなるわけです。それが韓国での生活のよいところだなあと思って、ちょっと感じたことを書いてみました!ヾ(≧∇≦)〃♪

 

 

 

今回も行って来ました「スパワールド世界の大温泉」。

 

 

6階が男湯でしたね。

 

 

お風呂にゆっくり入った後は今回もこの「大阪や」です。

 

 

炉端焼きです。

 

 

お好み焼きによく似た卵焼き。

 

 

焼き鳥2種類。

 

 

もも肉のから揚げ。

 

 

シーザーサラダ。

 

 

たこ焼きを食べるために来たのがここ。

 

 

とりあえず締めですね。

 

 

美味しかったです。

 

 

大阪の夕暮れを名残惜しく眺めながら帰って来ました。(>_<)

 

 

☆。.:*:・'☆'・:*:.。.:*:・'゜☆。.:*・'゜☆

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