■無事に我が家に着いて過ごす反省と口惜しさの時間!(´ぅ_ ;`) | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

さまざまな思いを抱えて、また北海道の雪の原を後にしました。



●共にお正月を過ごせない口惜しさ


おかげさまで、1週間の帰省予定を終えて無事韓国の我が家に戻りました。いつものことではありますが、母が以前より心身共に老いていることや、独り暮らしが長くなるほどに寂しさの募り方が重くなっていることなどに対する、私自身の理解不足の日々を反省したり、悔いたりしています。今回は正月休みの帰省の代わりだったわけですが、やっぱり本当のお正月に母と一緒に過ごしてあげられないということが何よりつらかったですよね。(´ぅ_ ;`)


ご存知のように、韓国は「旧暦正月」が本当のお正月であり、日本のお正月休みの期間は、むしろ韓国社会が最も忙しい時期。韓国では「新正」というのですが、いわば仕事上の年末年始として元日一日だけが休みとなり、その前の晦日、大晦日は終務式や送年会行事などで大忙しだし、その後の1/2は今度は始務式と新年度開始で大忙しですからね。


いっぽう旧正月の連休のほうは、日本ではただの平日ですから帰っても意味はなく、やはり韓国での親族の集まりのほうに参加しなければなりません。結果的に、私はもう20年くらいは、日本の我が家で親や親族と共にお正月を過ごすことができずにいるので、母はそれが寂しいわけですよね。



韓国での同居が難しくなったわけ


今回も、一緒に美味しいものも食べたし、映画も観たし、電子レンジも新しく買い換えたし、今回はまた、私が使っていたノートブックをあげて、使い方を教えたりと、私なりに努力をして母を楽しませようとしたつもりなのですが、そもそも私が海外にいて寂しい思いをさせているということの大きな穴については埋めることなどできないですよね。


もちろん韓国に母を呼んで一緒に暮らしたい思いも強いのですが、最近の韓国は、移住者が多いことで、そのようなビザを出してくれません。そうなると、3ヵ月に一回出国して戻ってくることを繰り返さなければならなくなってしまって、年寄りには難しいですよね。


私が韓国に住み始めた当時は、高齢の親を呼んで一緒に暮らすために「同伴ビザ」が取れたので、私は当初からずっと「韓国で一緒に住もう」とお願いしていたのですが、その頃はいくらいっても母は「外国で暮らすなんてとんでもない」といっていました。今になってから、「いよいよ独り暮らしが難しくなったら行ってもいいか」といい出したのですが、今はビザが取れないことと、あと、病気の治療もあるので、「現実的に難しい」という以外にありません。


これもいつものことですが、私が韓国に戻る日の前日か当日になると、母はみるみる落ち込んで、泣いたりも怒ったりもするのですが、それが毎回つらい時間です。すべて私のせいですからね。そのたびに、私自身のほうでひそかに決心することは、もしもやがて我が子が海外に移住するといい出して、親も共に行くことを願う、というならば、私は無条件すぐさま荷物をまとめて子供の近くに家を準備するぞ、ということですよね。Σ(; ・`д・´)



最後の夜に食べたお肉とキノコがたっぷり入ったお鍋。 



私が舞茸を珍しがっていたので、舞茸も一杯入れてくれました。 



ある時のお刺身の山。 



ある時のサーモンの山。 



ある時のカツオのたたきにとろろ。



ある時のお寿司ですね。 



今度はまたいつ見られるかなあ。



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