■秋涼の夕に梁邦彦さん20周年公演に行ってきました!♪´▽` | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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秋涼の国立劇場で芸術の夜を過ごしました!梁邦彦ソロデビュー20周年コンサート「UTOPIA」。 


芸術の秋ですよ!食欲の秋とばかり繰り返していた自分が恥ずかしくなった昨晩は、このブログで何回かご紹介している梁邦彦(りょう・くにひこ)さんのソロデビュー20周年コンサート「UTOPIA」に招待していただき、最高の芸術の夕べを過ごさせていただきました!ありがとうございます。ヾ(≧▽≦)ノ"♪



●平昌冬季五輪の音楽監督として


日本でも12/22に東京のグローブ座で同じ公演(→案内)が予定されているようですが、韓国では、先駆けて11/3から今日まで3日間にわたって、国立劇場という韓国を代表する劇場で開催され、超満員の隆々たる人気を博しています。何より2年後に控えた2018年韓国平昌冬季オリンピックの開・閉会式音楽監督に決まっていて、国家的アーティストととして注目されているからですよね。♪ヽ(´▽`)/


日本で生まれ、アジアと世界で活躍されるアーティストであるわけですが、日本よりもここ韓国で、国家的行事を担当する人気アーティスト「ヤン・バンオン(韓国語読み)」として活躍されているのは、韓国で2002年釜山アジアンゲーム公式主題曲『Frontier』で有名になり、その後、巨匠イム・グォンテク監督の100本目の映画『千年鶴』の音楽監督を務めたり、韓国の今を生きる音楽の祝典『ヨウラク・フェスティバル』の音楽監督を務めたり、2014年のソチ冬季オリンピック閉会式で次期開催地公演の音楽監督を務めたりしたためです。


日本ではNHKアニメ『十二国記』、『彩雲国物語』などの音楽で知られていますが、世界でも、昨年はパリで開かれたユネスコ70周年記念総会オープニングセレモニーで作曲と演奏を担当されるなど、活躍されています。韓国の南端・済州島出身のお父さんと北朝鮮の北端・新義州出身のお母さんとの間で日本の地で生まれた在日二世という、“クロスオーバー”的な出身が、そのあらゆる境界を越えようとする彼の音楽の“クロスオーバー”世界に充分に表現されていると思います。



●封印されていた『十二国記』の名曲も


まあ、難しく書きましたが、単にファンだということでもあります。個人的にも知り合わせていただいて(昨年の講演の打ち上げでは、恥ずかしくも食事の席で歌も贈らせていただきました)、このように公演に招待していただけることが幸せの極みですよね。今年は息子が受験なので連れていけませんでしたが、息子も梁邦彦さんの公演をきっかけにバイオリンを始めたり、親子で大ファンです。(*´▽`)/


今回は20周年ということで、小林常夫監督が病に臥して以来(昨年他界)、封印されていた『十二国記』の名曲も、涙ながらの本人の紹介コメントに続いて披露されましたし、代表曲『Frontier』を新しく再構成した『Neo Frontier』も大迫力で迫ってきました。ピアノ、ドラム、ギター、ベース、パーカッションに官弦楽器をズラリと揃えた華麗な構成の中で、梁邦彦さん自身が、20周年にふさわしく、ピアノだけじゃなくキーボードもエレキギターも弾かれ、アコーディオンを弾きながらステージの一番前まで飛び出して来られました。


ただ一つ残念だったのは、『Frontier』や『Prince of Jeju』で輝く韓国の国楽楽器が今回は登場しなかったことです。私は個人的に国楽狂だからですが、まあでも、歌手だけは韓国が誇る国楽歌手のクォン・ソンヒさんを登場させてくださったので、その見事な国楽ボイスに満足させていただきました。20周年を心からお祝い申し上げます!(*´ヮ`)/




すがすがしいフライデー・ナイトでした。 



三日間の公演の中間の日を観覧。 



一番いいR席です。ありがとうございます。 



開始前に舞台を写したものです。光と音の競演ですごい迫力でした。 



開始前に認定ショット。(^ヮ^;) 



今回披露された新しい構成の『Neo Frontier』のMVです。



私も観に行った2年前の公演でのオリジナルの『Frontier』!



梁邦彦が音楽監督を務め、ピアノで登場するソチ五輪閉会式次期開催地公演。


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