■[淑大ライフ] 韓国の若者の日本式グルメの受け入れ方! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

 「口の中でトロトロとろける(입 안에서 살살 녹아)」を日本グルメとして流行らせてる「いざわ」!



若き日の思い出の街を紹介する「楽しい淑大ライフ」シリーズですが、あまりに昔ながらの店ばかり紹介したので、今回は最近若者に人気の店をご紹介。韓国で日本語そのままの看板を掲げ、チェーン店を広げている牛カツ専門店「いざわ(伊沢=※この漢字も日本式)」(→ホームページ )ですね。でも日本からの進出ではなく、韓国発のお店です。♪ヽ(´▽`)/


これが明洞や弘大、江南などにもあり、とても人気を博しています。基本的メニューは三つで、「牛かつ」(12,000ウォン)、「ステーキ丼」(10,000ウォン)、「豚トロ丼」(9,000ウォン)です。前の二つはお肉がほとんどレア状態で出てくるので、好みに合わせてテーブル上の「ミニ火炉」で焼き直しながらいただくようになっています。日本っぽ~い心配り!(*´▽`)/


最後の「豚トロ」は、韓国でも「ハンジョンサル(항정살=豚背首肉)」の名前で焼肉屋にも存在しますが、特に人気な部位というわけではなかったはず。結局、どれも日本人の大好きなトロトロ系であり、韓国の最近の若者が、それら日本人の好みを受け入れて人気になったのだ、ということになります。韓国人のブログをみれば、どれも皆、「口の中でトロトロとろける!(입 안에서 살살 녹아!)」などといいながら喜んでいます。(^ヮ^;)


たぶん、こういうのは、韓国での『孤独なグルメ』や『ワカコ酒』などの日本グルメドラマのヒットの影響ではないかと思いますよ!(*´▽`)


「いざわ」のホームページの説明文を読むと、それら日本料理を韓国式に「再解釈」したともありますが、私は日本でそれらを食べた記憶がないのでよく分かりません。でもたとえば「ステーキ丼」の説明を読めば、「ステーキ丼は日本の大阪地域の有名グルメ店の料理であり、ステーキをレアミディアムくらいに焼き、最も美味しい食感を感じられるように、決められた厚さにスライスして、特製果物ソースで味を深め、白いご飯を包みました」などとあります。


ちゃんと日本の味を研究しているっぽいのが、韓国の若者たちにウケているんだと思いますね。実際、今回は私たち日本人3人で行って、3種類のメニューを全部味見してみましたが、私たち日本製の舌もしっかり満足しましたよ。日本のお味噌汁も美味しかったし、生わさびや紅しょうがもついていたし、やるじゃん「いざわ」!ヾ(≧∇≦)〃♪



淑大前の女子大生通りに日本語だけの看板をデカデカと掲げています。読めるのかな。 


基本メニューの三つが日本語の名前と一緒に貼り出されています。 


細長い店内です。 


実際、狭いスペースを利用するためでもあるでしょうが、日本式の独り客向けの席もあります。 


食べ方に関して親切に説明書きがありました。 


「牛かつ」(12,000ウォン)。 


「ステーキ丼」(10,000ウォン)。 


イラストによるメニュー紹介。「牛かつ」。 


「ステーキ丼」。 


「豚トロ丼」ですね。 


出てきました。「牛かつ」です。生わさびと紅しょうがが添えられています。 


これが「ステーキ丼」。ご飯がステーキで包まれています。 


そして「豚トロ丼」ですね。 


テーブルのミニ火炉を店員が点けてくれます。 


本当はレアのほうが好きな私も物珍しさに焼いてみます。 


ステーキも焼きます。 


焼かなくてもいいけれど、せっかく火があるので。(^ヮ^;) 


ちゃんと本物のわさびで美味しかったですよ。(*´▽`) 


サービスでコーラを出してくれるのはいいけど、男3人でストローで飲めというところが韓国!^^; 



【行き方】 地下鉄4号線淑大入口から淑大のほうに上がっていくとあります。




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