■日本ドラマリメイク『最後から二番目の愛』の撮影場で! | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

昔はただの小川だった所がきれいに整備されて、その横に「メイ・ダイニング」のお店があります。 



韓国では、フジテレビで2012年と2014年に放送されたドラマ『最後から二番目の恋』がリメイクされて今週末から開始ということですが、実はその中心ロケ現場となっているお店と庭園「メイ・ダイニング(메이다이닝)」(→ホームページ公式ブログ )が我が家のわりと近くにある、という、ただその情報(→記事 )一つでそこに食事に行ってきました。♪ヽ(´▽`)/


ご存知『最後から二番目の恋』は小泉今日子さんと中井貴一さんが主演の恋愛コメディですが、韓国ではSBSの土日ドラマとして、題名もそのまま『끝에서 두 번째 사랑(最後から二番目の愛)』(すでに「끝사랑=クッサラン」という略語まで生まれている)で、チ・ジニさんとキム・ヒエさんが演じます。


劇中では、美男俳優クァク・シヤンさんが運営するヒーリングカフェ「シムピョ(쉼표=休符)」として使われ、彼とキム・ヒエさんさんのロマンススペースとしてほとんど毎回登場するそうですよ。



●「ムスコル」の家族の思い出


で、そのお店と庭園(メイ・ダイニング・シークレットガーデン)があるのは、「ムスコル(무수골=無愁谷)」という道峰山から流れてくる川のほとりなわけですが、1477年、ここに世宗大王の9番目の世子である寧海君のお墓ができて以来、「憂いがなくなる場所」として「無愁(ムス)」という名前で呼ばれ、そのせいか本当にヒーリング効果抜群の場所なのでした。


それは、まだ韓国人があまりヒーリングなんかを求めていない、高度成長の最中だった20年ほど前から、ここは私たち家族が今ぐらいの夏に渓谷遊びに出掛けていた、取って置きのヒーリング場所でした。なんといっても涼しい無料の避暑地であり、子供たちの水泳場であり、自然深い動植物の観察場であったためです。


特に清水があふれて出ている山のふもとの渓谷は、木々に囲まれた浅瀬になっていて、ひと夏に何度も出掛けていって、木陰に敷物をしいては、幼児であった子供たちを遊ばせていました。子供たちにメダカやカエルを捕まえてあげ、川べりでサムギョプサルを焼いて食べていると、よくシマリスがすぐ近くまで遊びに来たものです。


そのように、当時は私たちのような周辺住民たちのひそかな遊び場であった「ムスコル」ですが、10年くらい前から、韓国人はみんなすっかりヒーリングを求めるようになり、ここもかなり知られてしまって訪問客が増え出し、夏には駐車する場所がないくらいにもなりました。その結果、5年くらい前には環境整備工事も行われ、遠くからも人が訪ねてくる、立派な散歩コース、自転車コース、公園地帯となったのであり、その反面、私たち家族は思い出の場所が変わってしまった寂しさゆえに、逆にその頃を最後に行かなくなってしまったのでした。



●ヒーリングを楽しむレストラン


実はその頃、その渓谷に向かう道すがらにあった木々の販売場がおしゃれな庭園になった、ということも聞いていました。というのも、疲れた心をヒーリングさせてくれるという新概念トークショーとして2011年7月から始まった、SBS『ヒーリングキャンプ』の撮影地となって頻繁にテレビにそこが登場するようになっていたためです。


そうして、その庭園のご主人の息子さんが、木々をライトアップし、そこにカフェとレストランを建てたのが、「メイ・ダイニング」となったわけですが、噂のその場所に、今日とうとう初めて行ってみた、というわけです。


レストランの食事は確かに高級で、ランチコースが一人4~5万ウォンし、味も上品で美味しかったし、一品一品詳しい説明もなされました。でもそれ以上に『ヒーリングキャンプ』の番組で、有名な料理研究家がその場で料理を作って一緒に食べていた、そのヒーリング的雰囲気を再現する、ということに重点があるような気がします。平日の昼間だったので予約なしでも食べられましたが、週末なら、こんな郊外なのに予約なしには絶対に食べられないといわれている、超人気のレストランです。食後、その「息子さん」であるハン・スンユン代表が挨拶に来られたので、ブログのことを話して一緒に写真も撮ってもらいました。


その後は、庭園を散策しましたが、250年にもなるような立派な木々が並んでいて、全部値段も書いてあるのですが、日本円で1億を超えるものもありました。実際、これらを根から掘り出して運ぶ時には、ふつうの大きさだと大型トラックで運びますが、本当に大きなものは軍用ヘリコプターで空から運ばなければならないのだそうです。もはやスケールが違いますよね。というわけで、今週末から始まる日本ドラマリメイクである『最後から二番目の愛』が、とりあえず楽しみですよ!ヾ(≧∇≦)〃♪



駐車場のほうから入る「メイ・ダイニング」の入口。 



右が代表、左がシェフだそうです。 



中はさすがにおしゃれです。 



平日の昼ですが、家族連れがけっこう見えました。庭園が一望できます。 



ランチコースをいただきました。 



バニラの香りにスイカサラダ。 



パン。 



ロブスターのスープ。細かい殻が舌に感じられます。 



エビとタコのテリーヌ。 



アワビの泡とご飯の形のパスタ。オリエンタルパスタですね。 



辛いバーベキューソースのステーキ。 



美味しかったです。 



こちらは鮭のステーキ。 



デザート。氷菓子の下にムースが入っていました。 



コーヒーではなくお茶を選びました。 



CEOのハン・スンユンさんにいろいろお話をうかがいました。 



お店の裏から庭園に入っていきます。 


ヒーリングキャンプの撮影場であるという紹介。 


道峰山がはるか向こうに見渡せます。 


照明などがよく整備されています。 


ここの名称は「メイ・ダイニング・シークレットガーデン」。 


これは何の木でしょうか。 


250年になるケヤキの木だそうです。お値段は1億2000万ウォン。 


これがカリンの木。 


カリンの木がこんなに立派に育つということに感動しました。 


すごい硬く滑らかな幹と枝です。 


こんな花が咲くんですかね。 


この木もすごいですよね。 


10億ウォンの盤松だそうです。 


ここがメインの撮影場所のヒーリングカフェ「シムピョ(쉼표=休符)」。立ち入り禁止でした。 


前で記念撮影。知り合いの教授です。 


「メイ・ダイニング」のすぐ横も遊べる川になっています。 


この川をずっと上っていけば、我が家族がいつも遊んでいた深い森の渓谷があります。 


今週土曜日から始まる日本ドラマリメイクの『끝에서 두 번째 사랑(最後から二番目の愛)』です。 


【行き方】 地下鉄1号線道峰駅から歩いていくこともできます。タクシーが便利ですけどね。住所:서울 도봉구 도봉동 470-3/電話:02-955-7722 (→ストリートビューで見てみよう!



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