■非の打ち所がない完全娯楽活劇「探偵ホン・ギルドン」!´▽` | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。


「事件解決が目の前なのに頭の痛い噛み捨てのガム(子供たちのこと)がへばりついた」


ひさしぶりに面白かった韓国映画を一つ紹介してみたいと思います。今上映中で、イ・ジェフンさん主演の愉快・爽快・痛快の探偵アクション活劇『探偵ホン・ギルドン:消えた村(탐정 홍길동:사라진 마을)』(チョ・ソンヒ監督)です!ヾ(≧∇≦)〃♪


銃で人を倒すシーンは多く出てきますが、「15歳以上観覧可」で、漫画的なほど大げさにアトラクション化された楽しい作品でした。何よりのメインは、手がかりをもとに推理していくストーリーの緻密さであり、次々に意味を持っていく伏線の見事さ、漫画のようで絵画のような、独特な色彩の映像処理、そしてジェフンさんと二人の子役の笑い所、泣き所満載の珍道中。どれ一つを取ってみてもよくできていて、これは1作品で終わらせるにはもったいない設定の完成度です。


中でも個人的に一番は、二人の姉妹の演技のすばらしさ。大人たちをくっている感すらあります。特に妹・マルスニ役のキム・ハナちゃんの鼻たらし突撃園児演技は、他では見たことがない、何ともとぼけていながら、「ドスかわいい(ドスが利いてかわいい)」演技で、この映画の一番の見所であることは間違いありません。ヾ(≧∇≦)〃♪


韓国では最近、こういうズバ抜けた一人が全体を成功に導くことを「キャリーする」というのですが、キム・ハナちゃんはこの作品でまさに「ハード・キャリー(Hard Carry)」と呼ばれるべき存在でした。今回が、初めての演技だというわけですが、この何ともいえない味わいが、これからどのように発展していくのか目を離せません。(>_<)


最後に、「ホン・ギルトン」という言葉の意味ですが、これは日本でいうと“ねずみ小僧”に該当する、韓国の歴史上の「義なる泥棒」の名前なわけですが、それ以外に、書類様式の記入例として、「誰でもない」という意味で使われる場合があります。この映画の場合は後者であり、いわば「名無しのゴンベイ」であって、つまりは「匿名探偵」みたいな意味なわけですよね。後半、なぜ、彼がそのような身の上になったのかが描かれているわけですが、そんな彼がこれからどのように生きていくのか、それも興味津々であらざるを得ません。監督さん、ぜひ続編つくってください!!♪ヽ(´▽`)/



【あらすじ】 悪い奴らが幅を利かせる世の中に新しいヒーローがやってくる!


事件解決率99%、悪党よりもっと悪名高い探偵ホン・ギルドンには、20年来、探し続けた人物が一人。それは、母を殺した仇のキム・ビョンドク。


ついに探し出したビョンドクは、間一髪で何者かにさらわれていき、彼の家には、二人の孫娘ドギとマルスンだけが残されていた。


いきなりすがりついてきて「おじいちゃんを探してほしい」という姉妹を引き連れ、消えたキム・ビョンドクを追跡する中で、ホン・ギルドンは、今まさに韓国を飲み込もうとする、ベールに包まれた巨大組織「光隠会」の実体と向き合うことになるが…。


待ちに待った復讐の瞬間!だが、やっかいなことに事態が大きくなりすぎた!







































映画『探偵ホン・ギルドン:消えた村(탐정 홍길동:사라진 마을)』(チョ・ソンヒ監督)予告編。

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